コンテンツにスキップ

名古屋市立女子短期大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
名古屋女子短期大学から転送)
名古屋市立女子短期大学
大学設置 1950年
創立 1947年
廃止 1997年
学校種別 公立
設置者 名古屋市
本部所在地 愛知県名古屋市千種区北千種二丁目1番10号[注釈 1]
学部 経済科
被服科
生活科
ウェブサイト ウィキデータを編集
テンプレートを表示

名古屋市立女子短期大学(なごやしりつじょしたんきだいがく、英語: Nagoya Municipal Women's College)は、愛知県名古屋市千種区北千種に本部を置いていた日本公立短期大学である。

概観

[編集]

大学全体

[編集]

沿革

[編集]
地図
About OpenStreetMaps
Maps: terms of use
3 km
3
2
1
略地図
1
中央高校
2
北陵中学校
3
名古屋市立大学北千種キャンパス

基礎データ

[編集]

所在地

[編集]
  • 愛知県名古屋市千種区北千種二丁目1番10号[注釈 1]

教育および研究

[編集]

組織

[編集]

学科

[編集]

専攻科

[編集]
  • なし

別科

[編集]
  • なし

取得資格について

[編集]

資格

  • 栄養士資格:生活科栄養コースにて設置されていた。

教職課程

  • 概ね1988年度入学生までを対象に、中学校教諭二級免許状の課程が設けられていた[注 14]。なお設置されていた教科は以下のものとなっている。
    • 社会:経済科
    • 家庭
      • 生活科(生活コース・栄養コース)
      • 被服科
    • 保健
      • 生活科生活コース
      • 被服科
    • 職業:経済科
  • 当初は中学校教諭ほか高等学校教諭免許状の教職課程を併設[37]
    • 商業:経済科
    • 家庭・保健
      • 生活科(生活コース・栄養コース)
      • 被服科

附属機関

[編集]
  • 生活文化研究センター:生活の科学化について総合的かつ学際的に研究を行うことをねらいに1989年に設置された。

研究

[編集]
  • 『名古屋市立女子短期大学研究紀要』[38]
  • 『名古屋市立女子短期大学女性問題資料室所蔵女性問題関係・図書・文献解題目録』[39]
  • 『生活文化研究』[40]

学生生活

[編集]

部活動・クラブ活動・サークル活動

[編集]

スポーツ

[編集]
  • 中部公立短期大学交歓競技会へ参加していた。

大学関係者と組織

[編集]

大学関係者

[編集]

歴代学長

出身者

[編集]

施設

[編集]

キャンパス内

[編集]
  • 設備:図書館棟・講義管理棟・実験実習棟・体育館・福利厚生棟・クラブハウス・駐車場・運動場・テニスコートなどがあった。

キャンパス外

[編集]
  • 長野県茅野市に「蓼名荘(りょうめいそう)」と称した野外教育施設があった。

[編集]
  • 名古屋市立女子短期大学には学生寮はなく、学生部から貸間またはアパートの斡旋があった。

対外関係

[編集]

系列校

[編集]

注釈

[編集]

注釈グループ

[編集]
  1. ^ a b 名古屋市立大学芸術工学部現在地。
  2. ^ a b c d e f 出典第Ⅰ章 前身校の歴史 3. 人文社会学部、芸術工芸学部、総合生命学部の前身校”. 名古屋市立大学 創立70周年記念誌. 名古屋市立大学. 2023年2月21日閲覧。
  3. ^ a b 名古屋市立大学人文社会学部および芸術工学部の設置と引き換えに平成8年度より学生の募集を停止[2]
  4. ^ a b 出典[3]
  5. ^ a b 現在の文部科学省
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af のみ
  7. ^ a b c 最終募集となった1995年における体制[34]

補足

[編集]
  1. ^ うち公立短期大学17校
  2. ^ 出典[4][5]
  3. ^ 短期大学名 名古屋女子短期大学
  4. ^ 出典[6][7][8]
  5. ^ 出典[9][10]
  6. ^ 出典[11][12][13][14]
  7. ^ 出典[15][16]
  8. ^ 現:名古屋市立北陵中学校校地。
  9. ^ 昨年度の資料[18]及び本年度のそれ[19]とを見比べた結果から。
  10. ^ 名古屋市立菊里高等学校跡、現:名古屋市立中央高等学校校地。
  11. ^ 学生総数634と表記されている。
  12. ^ のち、北千種二丁目、名古屋工業大学千種分校跡地。
  13. ^ 出典[30]。うち1回生 270[31]
  14. ^ 右記の諸資料を見比べた結果から[35][36]

出典

[編集]
  1. ^ 官報 1950年09月15日より。
  2. ^ 文教協会'1996.
  3. ^ 文教協会'1997.
  4. ^ 全国公立短期大学協会'1980.9, p. 163.
  5. ^ 官報 1947年05月22日より。
  6. ^ 文部省a, p. 41.
  7. ^ 文部省b, p. 5.
  8. ^ 日本教育年鑑より。
  9. ^ 全国学校名鑑 昭和25年版より。
  10. ^ 旺文社1950-01, p. 88.
  11. ^ 文部省c, p. 2.
  12. ^ 全国大学大観 昭和30年版より。
  13. ^ 戦後高等教育の展開と課題 (指導科報告シリーズ ; no.5)より。
  14. ^ 日本大学大鑑 1980年度版より。
  15. ^ 短期大学一覧 昭和25年5月1日現在より。
  16. ^ 文部省d, p. 3.
  17. ^ 官報 1951年03月05日より。
  18. ^ 短期大学一覧 昭和26年度 (短期大学資料 ; 第3号)より。
  19. ^ 短期大学一覧 昭和27年度 (短期大学資料 ; 第5号)より。
  20. ^ 文部省'54, p. 1370.
  21. ^ 短期大学一覧 昭和36年度 (短期大学資料 ; 第27号)より。
  22. ^ 文部省'61, p. 18.
  23. ^ 文部省'62, p. 21.
  24. ^ 短期大学一覧 昭和38年度 (短期大学資料)より。
  25. ^ 文部省'63, p. 22.
  26. ^ 文部省'64, p. 22.
  27. ^ 文部省'85, p. 45.
  28. ^ 文部省'86, p. 45.
  29. ^ 文部省'87, p. 46.
  30. ^ 文部省'92, p. 52.
  31. ^ 旺文社'1992.9, p. 143.
  32. ^ 文部省'95, p. 57.
  33. ^ 文部省'96, p. 58.
  34. ^ 文教協会'1995.
  35. ^ 晶文社'1988.4, p. 95.
  36. ^ 晶文社'1989.4, p. 95.
  37. ^ 文部省e, p. 34.
  38. ^ 名古屋市立女子短期大学研究紀要【全号まとめ】より。
  39. ^ 名古屋市立女子短期大学女性問題資料室所蔵女性問題関係・図書・文献解題目録より。
  40. ^ 生活文化研究より。
  41. ^ 名古屋市立女子短期大学'1994.

参考文献

[編集]

1949年短大設置申請分

[編集]

教員養成機関

[編集]

全国学校総覧

[編集]

全国短期大学高等専門学校一覧

[編集]

全国公立短期大学協会三十年誌

[編集]

短期大学受験案内(晶文社)

[編集]

蛍雪時代

[編集]

短期大学入学案内冊子

[編集]

関連項目

[編集]