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加賀電子

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加賀クリエイトから転送)
加賀電子株式会社
Kaga Electronics Co., Ltd.
加賀電子本社ビル
種類 株式会社
市場情報
東証プライム 8154
1986年12月23日上場
略称 加賀電子
taxan
本社所在地 日本の旗 日本
101-8629
東京都千代田区神田松永町20番地
設立 1968年昭和43年)9月12日
業種 卸売業
法人番号 4010001001752 ウィキデータを編集
事業内容 電子部品商社
代表者 塚本勲代表取締役会長
門良一(代表取締役社長
資本金 121億33百万円
発行済株式総数 2,870万2,118株
売上高 連結:4,223億65百万円
単独:806億28百万円
2021年3月期)
営業利益 連結:114億67百万円
単独:17億66百万円
(2021年3月期)
純利益 連結:113億99百万円
単独:-6億21百万円
(2021年3月期)
純資産 連結:950億62百万円
単独:401億07百万円
(2021年3月31日現在)
総資産 連結:2,370億04百万円
単独:1030億00百万円
(2021年3月31日現在)
従業員数 連結:7,857人 単独:556人
(2021年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 三共 13.92%
OKOZE 6.70%
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 6.25%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 5.32%
株式会社三菱UFJ銀行 4.41%
(2021年3月31日現在[1]
主要子会社 加賀デバイス株式会社 100%
加賀ソルネット株式会社 100%
加賀FEI株式会社 85%
外部リンク https://www.taxan.co.jp/
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加賀電子株式会社(かがでんし、Kaga Electronics Co., Ltd.)は、東京都千代田区に本社を置く電子部品などを扱う大手独立系のエレクトロニクス商社である。

沿革

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  • 1968年(昭和43年)9月 - 東京都千代田区外神田にて加賀電子株式会社設立。社名は、創業者の出身地が金沢市であるため、加賀百万石に因んだものである[2]
  • 1972年(昭和47年) - 本社を文京区本郷に移転。
  • 1985年(昭和60年)12月 - 株式を店頭公開。
  • 1986年(昭和61年)12月 - 東京証券取引所第二部上場。
  • 1997年(平成9年)9月 - 東京証券取引所第一部指定替え。
  • 2009年(平成21年)7月 - 本社およびグループ各社を文京区本郷から千代田区外神田の住友不動産秋葉原ビルに移転・集約。
  • 2014年(平成26年)3月10日 - 現本社自社ビル(千代田区神田松永町20番地)に移転。
  • 2022年(令和4年)4月 - 東証の制度改革により、東証プライム市場に変更。

事業分野

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  • 電子部品・半導体の販売からEMS(電子機器の受託開発・製造サービス)、パソコン及びその他周辺機器などの完成品の販売など。

事業所

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子会社・関連会社

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国内

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海外

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  • KAGA ELECTRONICS(USA) INC.
  • KAGA(SINGAPORE) ELECTRONICS PTE. LTD.
  • KAGA(KOREA) ELECTRONICS CO.,LTD.
  • KAGA(H.K.) ELECTRONICS LTD.
  • 加賀電子(上海)有限公司
  • KAGA ELECTRONICS(THAILAND)COMPANY LIMITED
  • KAGA(TAIWAN)ELECTRONICS CO.,LTD.
  • 加賀電子(大連)有限公司
  • KD TEC s.r.o.
  • TAXAN MEXICO S.A. de C.V.
  • KD TEC TURKEY ELEKTRONIK SANAYAI VE TICARET LIMITED SIRKETI
  • KAGA ELECTRONICS INDIA PRIVATE LIMITED

かつて存在していた子会社・関連会社

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  • 株式会社サイバーフロント - 元独立系でゲームソフト主体のソフトハウス。一時、旧アルゼの傘下に入っていたが旧アルゼの娯楽関連等での事業展開が行き詰まりMBOで独立。後に同社と資本業務提携・子会社化。業績悪化により完全子会社化し立て直しを図るも、経営改善は困難と判断し、2013年12月19日解散[4]
  • 加賀クリエイト株式会社 - 1999年10月18日創立。旧社名は株式会社デジタル・ゲイン[5]。セールスプロモーションやコンテンツ事業を展開。旧社屋は東京都文京区本郷に、新社屋東京都中央区八丁堀の本社別館ビル内にオフィスを構えていた。2005年(平成17年)4月1日、親会社の加賀電子の企業再編や合理化を理由として加賀テックよりゲームソフト事業を受け継いだ[3]。2007年(平成19年)5月1日に現社名に改称。ナグザットブランドから続いていた同社のゲームの開発、制作、販売事業のほか、アニメーション作品の製作にも関わっており、OVA『華一族 キネトグラフ』(2012年)やテレビアニメ『BLAZBLUE Alter Memory』(2013年)の製作委員会に幹事会社として参加していた[6]。このほか、2004年から2007年にかけてはゲームブランド「ピオーネソフト」として家庭用ゲーム機(ドリームキャストPlayStation 2)への美少女ゲームの移植版をリリースしていた[7]。移植版の代表作としては『ジュエルスオーシャン』・『Orange Pocket』・『パティシエなにゃんこ』がある[7]。その後、2014年に「加賀クリエイト」として家庭用ゲーム機の販売を再開したが、リリースした携帯電話用アプリによって業績不振に陥り[7]2015年12月31日をもって会社を解散した[8]。これにより、加賀電子はナグザットブランドから続いていたコンシューマー関連のゲームコンテンツ開発・制作・販売事業から撤退。ただし、関連会社のアクセスゲームズやドリームスは現在もゲーム開発事業に携わる。また、加賀クリエイトから発売された一部のソフトについてはエンターグラムが版権を引き継いで再発売されている。
  • 株式会社エスアイエレクトロニクス - セガの子会社として設立されたアーケードゲーム基板メーカー。後にサミーの出資を受け、2008年(平成20年)7月にサミーとセガが保有していた全株式を取得し子会社化。2016年(平成28年)10月に加賀コンポーネント株式会社へ事業を譲渡し、2017年(平成29年)5月に清算を結了し解散。
  • 加賀コンポーネント株式会社 - 民生用、産業用の各種電源機器の開発・設計・製造・販売等を行っていた。グループ再編に伴い、2018年1月1日付で加賀マイクロソリューション株式会社へ全事業を譲渡し[9]、同年6月28日に解散。同年7月7日に東京地方裁判所へ特別清算を申請した[10]

テレビ番組

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書籍

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関連書籍

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  • 『加賀電子 創業社長の選択 男・塚本勲の「あすなろの木」とは』(著者:鶴蒔靖夫)(1997年12月12日、IN通信社)ISBN 9784872181456

その他

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脚注

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  1. ^ 第52回定時株主総会招集通知 2020年6月5日
  2. ^ 創業者が語るストーリー”. 加賀電子. 2024年3月11日閲覧。
  3. ^ a b ゲームソフト事業 業務移管のご挨拶およびお願い”. デジタル・ゲイン (2005年4月1日). 2005年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月7日閲覧。
  4. ^ 子会社の解散に関するお知らせ” (PDF). サイバーフロント (2013年12月19日). 2014年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月23日閲覧。
  5. ^ グループ会社「デジタル・ゲイン」の社名変更に関するお知らせ” (PDF). 東芝 (2007年4月25日). 2016年1月7日閲覧。
  6. ^ 人気格闘ゲーム「BLAZEBLUE」アニメーションのBlu-ray・DVD発売のお知らせ” (PDF). 加賀クリエイト (2013年9月). 2016年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月22日閲覧。
  7. ^ a b c 冨島 2019, p. 29.
  8. ^ 弊社解散のお知らせ”. 加賀クリエイト (2016年3月7日). 2016年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月7日閲覧。
  9. ^ 加賀電子グループ事業再編に関するお知らせ 加賀電子 2017年11月17日
  10. ^ TSR速報 加賀コンポーネント(株) 東京商工リサーチ 2018年7月12日
  11. ^ 社員は宝だ!社員に任せる"おこぜ流経営術 - テレビ東京 2009年4月20日
  12. ^ サステナビリティ 加賀電子株式会社

参考文献 

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  • 冨島宏樹「今はなき美少女ゲーム移植メーカーの足跡」『懐かしパーフェクトガイド VOL.9』裏ネタJACK 増刊11月号、ダイアプレス、2019年11月1日、28 - 29頁。 

外部リンク

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