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文字揃え

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中央揃えから転送)

文字揃え(もじそろえ)は、タイポグラフィで、の中に文字をどう配置するかの規則である。

コンピュータでは、行頭を一致させる左揃えが最も一般的である。印刷物では、行頭と行末を共に一致させる両端揃えが一般的である。他にも、特殊な状況で使うさまざまな文字揃えがある。

文字揃えの種類

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上から
左揃え (Flush Left)/両端揃え (Justification)/均等割付 (Distributed)
左揃え
行の左端(左横書きなら行頭)を一致させる。行の右端(行末)は不揃いになる。
右揃え
行の右端(左横書きなら行末)を一致させる。行の左端(行頭)は不揃いになる。署名出典などの短い字句や、数値整数)などに使う。右横書きでは左揃えと右揃えの役割は逆になる。
上揃え(天付き)・下揃え(地付き)
縦書きでの左揃え・右揃えに相当する。
中央揃え
行の中心を一致させる。行頭・行末とも不揃いになるが、アウトラインが左右対称になる。表題や、目立たせたい短文などに使う。
両端揃え(ジャスティフィケーション・均等割付)
行の両端を共に一致させる。行の長さが一定でない場合は、字間欧文では語間)を調整して長さを一定にする。均等割付 (distribution) は欧文ではあまり使われることがないが、和文など東アジアの言語で書かれた文書では、その見栄えを良くするために用いられる。
小数点揃え(デシマルタブ)
数値(小数)に対して、小数点の位置を一致させる。
等号揃え
数式に対して、等号不等号の位置を一致させる。

例示

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左揃え ■■■■■■
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右揃え ■■■■■■
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中央揃え ■■■■■■
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