三遊亭圓楽
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(三遊亭円楽から転送)
三遊亭 圓楽(さんゆうてい えんらく)及び三遊亭 円楽(読み同じ)とは落語家の名跡である。当代は七代目である。
一覧
[編集]初代から四代目までは戦前・戦中に襲名後、後に別の名跡で活動したため、最終的な名として知られているのは2022年現在五代目と六代目のみ。
- 初代三遊亭圓楽 - 後∶三代目三遊亭圓生
- 二代目三遊亭圓楽 - 後∶三遊一朝
- 三代目三遊亭圓楽 - 後∶林家彦六
- 四代目三遊亭圓楽 - 後∶三代目柳亭市馬
- 五代目三遊亭圓楽
- 六代目三遊亭円楽
- 七代目三遊亭円楽 - 五代目三遊亭圓楽門下の三遊亭王楽が2025年2月20日付で襲名した[1]。
六代目と七代目は正式な名跡としては「圓」のままだが、実際の活動では新字体である「円」を用いている。このことに関しては六代目の襲名が五代目からの生前贈与で、当初は五代目と六代目を並立させる予定だったことから区別の意味合いがあったことと、マスコミにおける標記の便に配慮し、六代目本人が「当代は常用漢字である円の字で通す」と表明したことによる。五代目もマスコミでは新字体の「円」で表記されることが多かったうえ、ホームグラウンドである若竹ビルの看板も「円楽党」と新字体標記だった。
脚注
[編集]- ^ "三遊亭王楽さん、七代目円楽襲名 「名に合うように」、父は好楽". デイリースポーツ. 神戸新聞社. 2025年2月20日. 2025年2月20日閲覧。