ルースキー島連絡橋
表示
(ルースキー橋から転送)
ルースキー島連絡橋 | |
---|---|
完成したルースキー島連絡橋 | |
基本情報 | |
国 | ロシア |
所在地 | ウラジオストク・ルースキー島間 |
交差物件 | 東ボスポラス海峡 |
座標 | 北緯43度03分47秒 東経131度54分30秒 / 北緯43.06306度 東経131.90833度座標: 北緯43度03分47秒 東経131度54分30秒 / 北緯43.06306度 東経131.90833度 |
構造諸元 | |
形式 | 斜張橋 |
全長 | 3,100m |
最大支間長 | 1,104m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
ルースキー島連絡橋(ルースキーとうれんらくきょう、ロシア語: Мост на остров Русский)は、極東ロシアのウラジオストクのムラヴィヨフ・アムールスキー半島とルースキー島の間の東ボスポラス海峡を跨ぐ2本ある主塔(高さ324メートル)の間が1104メートルの世界最長の斜張橋。別名「ルースキー島橋(英語: Russky Island Bridge)[1]」。
概要
[編集]2012年にロシアで初めてのAPECがウラジオストクで開催され(2012年ロシアAPEC)、その会場となるルースキー島へのアクセス改善のために連絡橋が建設された。同時に黄金橋・アムール湾横断橋も建設された。
2009年に日露両政府が合意の上、日本の大手重機メーカーが掘削機などの建設機械の供給などを通じて技術協力を行った。
この橋の完成はAPEC開催までには間に合わないという予測があったが、当時のウラジーミル・プーチン首相の監視のもとで常識を超えるスピードで工事が進められた。
2012年4月12日未明に橋をつなぐ最後のパネルが設置され、舗装等の仕上げ工事を行った後、4月13日に完成した。開通式はウラジオストク市創設記念日の7月2日に行われたが、工事の遅れにより正式開通は8月1日となった[2][3]。
2本の橋脚(高さ324メートル)の間が1104メートルと世界一の規模である。
参照項目
[編集]脚注
[編集]- ^ この名称は長大橋ランキング 本四高速に記載されている。
- ^ ロシア:世界最長の斜張橋が完成 - 毎日新聞 2012年04月14日
- ^ ロシア:ウラジオストクに世界最長の斜張橋開通 - 毎日新聞 2012年08月01日