モスクワ市交響楽団
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モスクワ市交響楽団 Симфонический оркестр Москвы «Русская филармония» | |
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2002年からの活動拠点であるモスクワ国際音楽堂 | |
基本情報 | |
出身地 | ロシア モスクワ |
ジャンル | クラシック |
活動期間 | 1995年 - |
公式サイト | http://www.orchestra.ru/ |
メンバー |
首席指揮者 ファビオ・マストランジェロ |
モスクワ市交響楽団《ロシア・フィルハーモニー》(ロシア語: Симфонический оркестр Москвы «Русская филармония»、英語: Moscow City Symphony Orchestra "Russian Philharmonic")は、モスクワを拠点とするロシアのオーケストラ。モスクワ市が所管する。単にモスクワ市交響楽団と呼ぶ場合が多い[1]。
概要
[編集]アメリカの実業家テッド・ターナー等によって1993年に開局した放送局TV-6[2]のオーケストラとして、1995年に創設された。当初は、現在の名称の一部となっている「ロシア・フィルハーモニー」(ロシア語: Русская филармония)を名乗っていた[3]。初代芸術監督兼首席指揮者には、アレクサンドル・ヴェデルニコフが就任し、1995年9月29日にモスクワ音楽院大ホールで最初の公演を行った。演奏は好評を博し、公演要請が相次ぎ、最初の音楽シーズンのうちに「モスクワの秋」音楽祭、ノヴゴロドで開催されたラフマニノフ音楽祭などに参加している。2000年に所管がTV-6よりモスクワ市に変わり[4]、2002年からは同年に完成したモスクワ国際音楽堂[5]を拠点に演奏活動を行っている。日本では2002年、2004年に「ロシア・フィルハーモニー交響楽団」名義で公演を行った。
歴代首席指揮者等
[編集]- アレクサンドル・ヴェデルニコフ(1995年 - 2004年)
- ユーリー・コチネフ(2004年 - 2006年)
- マクシム・フェドートフ(2006年 - 2010年)
- ドミトリー・ユロフスキー(2011年 - 2018年)
- ファビオ・マストランジェロ(2018年 - )
脚注
[編集]注釈・出典
[編集]- ^ 参考文献 ナクソスCD(及びそれに由来すると思われる英語版記事名)、「オーケストラ名鑑」p.167
- ^ 後にボリス・ベレゾフスキーがオーナーとなり、プーチン政権を批判する報道を繰り返した。債務超過を理由にロシア最高仲裁裁判所より解散を命じられ、2002年に閉局している。
- ^ ARTSレーベルCD、チャイコフスキーバレエ組曲集で確認できる。
- ^ このため、オーケストラの公式サイトをはじめ、諸資料では「2000年創設」という記述になっている。
- ^ ロシア語: Московский международный Дом музыки、通称「ドーム・ムージキ」。日本語では、他に「モスクワ国際音楽劇場」「モスクワ国際音楽の家」などの表記もある。
参考文献
[編集]- 2002年来日公演プログラム
- ナクソスCD(8.570463)のライナーノーツ
- 世界のオーケストラ名鑑387(2009年 音楽之友社)ISBN 978-4-276-96188-3
下記の外部リンク先も参照
外部リンク
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