メッツァ (テーマパーク)
メッツァ Metsä | |
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施設情報 | |
テーマ | ムーミン |
事業主体 | フィンテックグローバル株式会社 |
管理運営 |
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開園 | |
所在地 |
〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 |
位置 | 北緯35度52分21秒 東経139度19分45.6秒 / 北緯35.87250度 東経139.329333度座標: 北緯35度52分21秒 東経139度19分45.6秒 / 北緯35.87250度 東経139.329333度 |
公式サイト |
metsa-hanno |
メッツァ(フィンランド語: Metsä)は、埼玉県飯能市にある郊外型レジャー施設。ムーミンテーマパーク「ムーミンバレーパーク」[2]と、北欧の生活をテーマにした複合施設「メッツァビレッジ」から構成される。
ムーミンテーマパークは、本拠地であるフィンランド国外では初進出となる。正式名称はテーマパークとパブリックゾーンを含めた「メッツァ」であるが、マスメディアや飯能駅の副駅名標などの案内には「ムーミンバレーパーク」の名称が使用されることが多い。
計画
[編集]2015年6月30日、事業主体のフィンテックグローバルが「ムーミン」のテーマパークとして、埼玉県飯能市に「metsä(メッツァ)」を2017年春にオープンすることを発表した[3][4]。「メッツァ(metsä)」はフィンランド語で「森」の意味。宮沢湖の周辺の約18万7,000平方メートル(東京ドーム4個分)の用地に展開され、有料の「ムーミンゾーン」と無料の「パブリックゾーン」が設けられる。
フィンテックグローバルは、同地でレジャー施設を運営していた西武鉄道と購入価格6億円で土地売買契約を結んだ[5]。当初は東京都立川市などの都市部で小規模なテーマパークを検討し、2015年頃の開業を目指していたが、「森や湖がないとムーミンらしさが出ない」として宮沢湖周辺の土地を取得するに至った[6][7]。
開業時期は当初の計画からは延期となり、2017年6月30日に着工に向けた地鎮祭が行われた。2018年10月3日に竣工[8][9]したのち、同年11月9日にパブリックゾーンの「メッツァビレッジ」が先行開業し[1]、2019年3月16日に「ムーミンバレーパーク」が開業した[2][10]。
ムーミンバレーパーク
[編集]ムーミンの物語を追体験出来るテーマパーク。「はじまりの入り江エリア」「ムーミン谷エリア」「コケムスエリア」「おさびし山エリア」の4つのエリアで構成されており、ムーミンをテーマにしたアトラクションやショップなどが配置されている。
はじまりの入り江エリア
[編集]- ウェルカムゲート
- パンケーキレストラン → レットゥララウンジ(2021年12月10日より[10])
- はじまりの店
- インフォメーション
ムーミン谷エリア
[編集]- 水浴び小屋
- トリビアクエスト
- ムーミン屋敷
- 海のオーケストラ号
- リトルミイのプレイスポット → ムーミン谷の映画館(2024年3月1日より[11])
- エンマの劇場
- 写真スタジオ
- アーケードゲーム
- テイクアウトフード
- リトルミイの店
- 郵便
- ニブリングの店
コケムスエリア
[編集]- ムーミン谷の売店
- ムーミン谷の食堂
- ショップ&カフェ
- ワークショップ
- KOKEMUS
おさびし山エリア
[編集]- 飛行おにのジップラインアドベンチャー
- ヘムレンさんの遊園地
- スナフキンのテント
- 天文台
- 灯台
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ウェルカムゲート(2019年7月)
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海のオーケストラ号(2019年5月)
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エンマの劇場(2019年5月)
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灯台(2019年5月)
メッツァビレッジ
[編集]北欧のライフスタイルをテーマにしたパブリックエリア。
- VIKING HALL(レストラン棟)
- MARKET HALL(マーケット棟)
- ノルディクス
- ノルディックスクエア
- メッツァホール
- クラフトビブリオテック
- カヌー工房
- ノルディックスクエア
- ファンモック
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メッツァティエ(2019年7月)
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マーケットホール・ヴァイキングホール(2019年7月)
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メッツァホール・クラフトビブリオテック(2019年7月)
アクセス
[編集](この節の出典:[12])
- 西武池袋線飯能駅北口から
- 西武池袋線・JR八高線東飯能駅東口から西武バス・国際興業バス・イーグルバス「直通・メッツァ」行き乗車、終点下車※現在東飯能駅からメッツァ行バスは運休中
- JR川越線武蔵高萩駅南口(さくら口)からイーグルバス「飯能駅北口」行き乗車、「メッツァ」下車
- 東京駅八重洲南口(JRハイウェイバスのりば)から高速路線バスを「ムーミンバレーパーク」まで運行(JRバス関東)。主に土曜、日曜、祝日、学休期間に運行。
- 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)
近隣の観光施設
[編集]- トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 - 飯能市にある公園で、敷地内にはムーミンに関する施設がある[7]。
- 巾着田 - 日高市。ヒガンバナの群生で知られる。
- ところざわサクラタウン - 2020年11月に所沢市に開業したKADOKAWAの複合文化施設。当施設は、アニメや漫画などといった日本のサブカルチャー(クールジャパン)を発信する施設である。所沢市と飯能市は、同じ埼玉県西部に所在するということもあり、この2つのポップカルチャー施設を中心に埼玉県西部を活性化させようとする動きがある[13]。
- 青梅鉄道公園 - 隣接する東京都青梅市にある鉄道公園。JR東日本系列の公益財団法人である東日本鉄道文化財団による運営で、0系新幹線などの展示がある。
- 岩蔵温泉 - 青梅市にある東京都唯一の源泉の温泉郷。
脚注
[編集]- ^ a b “ムーミンパークが一部開業 埼玉・飯能”. 日本経済新聞. 日本経済新聞社 (2018年11月9日). 2018年11月9日閲覧。
- ^ a b c “「ムーミン」の世界を体感=湖畔にテーマパーク開園-埼玉県飯能市”. 時事ドットコム. 時事通信社 (2019年3月16日). 2019年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月16日閲覧。
- ^ “ムーミンのテーマパークが2017年に埼玉・宮沢湖周辺にオープン 面積は東京ドーム4個分”. ねとらぼ. ITmedia (2015年6月30日). 2015年7月1日閲覧。
- ^ “埼玉にムーミンのテーマパーク フィンランド以外で初”. 朝日新聞デジタル (2015年7月1日). 2016年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月1日閲覧。
- ^ 『Metsä 宮沢湖に 2017 年オープン予定 世界初進出「ムーミン」の世界を体験できる施設が誕生』(プレスリリース)フィンテック グローバル株式会社、2015年6月30日。オリジナルの2018年3月27日時点におけるアーカイブ 。2016年3月18日閲覧。
- ^ 石井和也 (2019年8月8日). “人口は減っても元気なまちづくり 第14回 埼玉・飯能に「ムーミンの森」、テーマパークでまちづくりは可能か?(2ページ目)”. 新・公民連携最前線|PPPまちづくり. 日本経済新聞社. 2021年2月13日閲覧。
- ^ a b 長瀧菜摘 (2015年7月1日). “ムーミンパークが"埼玉の奥地"を選んだワケ (2ページ目) | レジャー・観光・ホテル”. 東洋経済オンライン. 2021年2月13日閲覧。
- ^ “日本初、ムーミンのテーマパーク完成 埼玉・飯能”. 産経新聞 (2018年10月3日). 2018年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月9日閲覧。
- ^ “ムーミンのテーマパークが2017年に埼玉・宮沢湖周辺にオープン 面積は東京ドーム4個分”. ねとらぼ. ITmedia (2015年12月6日). 2017年3月13日閲覧。
- ^ a b “ムーミンたちとより出会えるよう改装 ムーミンバレーパーク、12月に新装オープン 今月29日から休園”. 埼玉新聞 (2021年11月21日). 2021年11月21日閲覧。
- ^ “体験施設リニューアルに伴う一時休止のご案内”. metsa(メッツァ) (2024年1月31日). 2024年4月1日閲覧。
- ^ “アクセス”. metsa(メッツァ). 2018年10月4日閲覧。
- ^ “地域の未来を考える政策プロジェクト会議 西部地域(所沢市、飯能市、狭山市、入間市、日高市)”. 埼玉県. 2018年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- metsa(メッツァ) - 公式ウェブサイト
- メッツァ (metsavillage) - Facebook
- ムーミンバレーパーク (moominvalleypark) - Facebook
- メッツァ公式 (@metsavillage) - Instagram
- ムーミンバレーパーク (@moominvalleypark) - Instagram
- メッツァ metsä(ムーミンバレーパーク・メッツァビレッジ) (metsa_hanno) - note
- メッツァ公式 (@metsa_official) - X(旧Twitter)
- ムーミンバレーパーク公式 (@metsamvp_info) - X(旧Twitter)
- metsa : ムーミンバレーパーク_メッツァビレッジ - YouTubeチャンネル
- フィンテックグローバル株式会社 - 事業主体
- 株式会社ムーミン物語 - 運営会社