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ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント』
ロビー・ロバートソンスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル 429レコード/マクロビオティック・レコード
プロデュース ロビー・ロバートソン、マリウス・デ・ヴライス
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 8位(カナダ[2]
  • 10位(デンマーク[3]
  • 13位(アメリカ[2]
  • 16位(スウェーデン[4]
  • 19位(ノルウェー[5]
  • 44位(オランダ[6]
  • 48位(日本[1]
  • 56位(イギリス[7]
  • 83位(ドイツ[8]
  • ロビー・ロバートソン アルバム 年表
    コンタクト・フロム・ジ・アンダーワールド・オブ・レッド・ボーイ
    (1998年)
    ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント
    (2011年)
    テンプレートを表示

    ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント(How to Become Clairvoyant)は、カナダロック・ミュージシャン、ロビー・ロバートソン2011年に発表したスタジオ・アルバム。13年振り、通算5作目のソロ・アルバムに当たる。日本で先行発売された[9]

    背景

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    収録曲のうち3曲はエリック・クラプトンとの共作である。ロバートソンによれば、当初は特に目的もなくクラプトンと共作を楽しんでいたが、数年後にたまたま、その時の録音を聴いて「私達は思っていたよりずっと深く掘り下げていた」と感じたという[10]。そして、クラプトンと共にロンドンで曲を完成させた[10]。更にクラプトンは、12曲中7曲の演奏にも参加している。

    「マダムX」にはクラプトンに加えてトレント・レズナーもゲスト参加した。ロバートソンはこの曲について「本当に映画的な曲さ。私はトレントに何か提供してもらいたくて、そして彼は私の言うことを正しく理解して、本当に美しくて忘れられないものを提供してくれた」とコメントしている[11]

    「アクスマン」にはトム・モレロがゲスト参加した[12]。この曲の歌詞には、デュアン・オールマンスティーヴィー・レイ・ヴォーンジミ・ヘンドリックスロバート・ジョンソンT-ボーン・ウォーカーリンク・レイジャンゴ・ラインハルトエルモア・ジェームスアルバート・キングフレディ・キングB.B.キングといった多数のギタリストが登場する[12]

    反響・評価

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    アメリカのBillboard 200では13位に達し、ソロ転向後としては初の全米トップ20入りを果たす[2]。また、『ビルボード』のインディペンデント・アルバム・チャート及びロック・アルバム・チャートでは5位、デジタル・アルバム・チャートでは12位を記録した[2]

    イギリスでは2011年4月23日付の全英アルバムチャートで56位を記録し、『ストーリーヴィル』(1991年)以来の全英チャート入りを果たした[7]

    ローリング・ストーン』誌が選出した「2011年のベスト・アルバム50」では10位にランク・イン[13]

    収録曲

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    特記なき楽曲はロビー・ロバートソン作。8. 12.はインストゥルメンタル

    1. ストレイト・ダウン・ザ・ライン "Straight Down the Line" – 5:20
    2. ホェン・ザ・ナイト・ウォズ・ヤング "When the Night Was Young" – 5:05
    3. ヒー・ドント・リヴ・ヒア・ノー・モア "He Don't Live Here No More" – 5:46
    4. ザ・ライト・ミステイク "The Right Mistake" – 4:30
    5. ティス・イズ・ホェア・アイ・ゲット・オフ "This Is Where I Get Off" – 5:09
    6. フィアー・オブ・フォーリング "Fear of Falling" (Eric Clapton, Robbie Robertson) – 5:18
    7. シーズ・ノット・マイン "She's Not Mine" – 4:28
    8. マダムX "Madame X" (E. Clapton, R. Robertson) – 4:46
    9. アクスマン "Axman" – 4:36
    10. ウォント・ビー・バック "Won't Be Back" (E. Clapton, R. Robertson) – 4:10
    11. ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント "How to Become Clairvoyant" – 6:17
    12. タンゴ・フォー・ジャンゴ "Tango for Django" (R. Robertson, Marius de Vries) – 3:50

    日本盤ボーナス・トラック

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    1. ウォント・ビー・バック - デモ・ヴァージョン "Won't Be Back (demo version)" (E. Clapton, R. Robertson) –3:12

    参加ミュージシャン

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    脚注

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