ドゥホフシチーナ
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(ドゥホヴシチーナから転送)
座標: 北緯55度12分 東経32度25分 / 北緯55.200度 東経32.417度
ドゥホフシチーナ(ドゥホフシナ、ロシア語: Духовщи́на, Dukhovshchina)は、ロシアのスモレンスク州にある町。人口は3,990人(2021年)[1]。州都スモレンスクから北東へ57キロメートル。スモレンスク高地の西部、ドニエプル川の支流ヴォスティツァ川沿いにある。ドゥホフシチーナ地区の行政中心地。
歴史
[編集]ドゥホフシチーナは13世紀頃から14世紀初頭頃に建てられたとみられるドゥホフ修道院(聖神修道院)の周囲に建った集落がもとであり、15世紀にはスロボダ・ドゥホフスカヤという市場町になっていた。1777年に市の地位を得た。
1812年にはナポレオンのロシア侵攻で炎上している。また第二次世界大戦(独ソ戦)では、1941年7月15日にドイツ国防軍に占領されたが、第二次スモレンスクの戦いの最中の1943年9月19日、ドゥホフシチーナ-デミドフ攻略作戦を進める赤軍カリーニン戦線により奪還された。この戦いで市街地は完全に破壊されている。
文化と産業
[編集]1995年、町の名にちなんで、新たに聖神聖堂(Церковь Святого Духа)が建てられている。また市内には歴史博物館などもある。
周囲の村にも古い聖堂が多い。ヴァシノの村には1814年に建てられた生神女福音大聖堂が、ヴェリストの村には1828年に建てられた生神女誕生大聖堂が、サグシニエの村には1785年建立の生神女就寝大聖堂が建つ。
ドゥホフシチーナの町には食品工業や製材業の工場がある。また北方にはOGK-4社が運転するスモレンスク発電所(Smolenskaya GRES)がある。
脚注
[編集]- ^ “CITY POPULATION”. 19 May 2023閲覧。
外部リンク
[編集]- http://www.mojgorod.ru/smolensk_obl/duhovschina/index.html
- http://admin.smolensk.ru/web_dis/2005/rosl/toponimika/duhovshina.htm