イオン鹿児島鴨池店
イオン鹿児島鴨池店 ÆON KAGOSHIMA-KAMOIKE | |
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2021年3月14日撮影 | |
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒890-0063 鹿児島県鹿児島市鴨池二丁目26番30号 |
座標 | 北緯31度33分45.6秒 東経130度33分03.2秒 / 北緯31.562667度 東経130.550889度座標: 北緯31度33分45.6秒 東経130度33分03.2秒 / 北緯31.562667度 東経130.550889度 |
開業日 | 1975年7月11日 |
閉業日 | 2024年8月31日[2][4] |
正式名称 | 鹿児島ショッパーズプラザ[1][2] |
施設所有者 |
ファースト信託株式会社[2] 2018年時点では第一生命保険株式会社[1] |
延床面積 | 50,334 m2 |
商業施設面積 |
20,420 m2[2] *うちイオン:13,051 m2 |
中核店舗 | イオン鹿児島鴨池店 |
店舗数 | ÆONと66の専門店 |
営業時間 |
9:00〜23:00(1F) 9:00〜22:00(2F) 10:00〜21:00(専門店) |
駐車台数 | 911[3]台 |
前身 |
鴨池動物園 ↓ ダイエー鹿児島店 (鹿児島ショッパーズプラザ) ↓ ユニード鹿児島店 ↓ ユニードダイエー鹿児島店 ↓ ダイエー鹿児島店 |
最寄駅 | 鹿児島市電 郡元電停 |
外部リンク | イオン鹿児島鴨池店 |
ÆON ÆON KYUSHU |
イオン鹿児島鴨池店 | |
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情報 | |
旧名称 |
鹿児島ショッパーズプラザ ダイエー鹿児島店 |
用途 | 店舗 |
設計者 | 株式会社竹中工務店 |
施工 | 竹中工務店 |
構造形式 |
鉄筋コンクリート構造(ラーメン構造) (一部、鉄骨構造) |
敷地面積 | 36,364 m² |
建築面積 | 17,325 m² |
延床面積 | 32,719 m² |
階数 | 地上2階 |
竣工 | 1975年7月[5] |
イオン鹿児島鴨池店(イオンかごしまかもいけてん)はかつて鹿児島県鹿児島市鴨池二丁目にあった大型商業施設(ショッピングセンター)。ダイエー鹿児島ショッパーズ・プラザを前身とする[6]。旧ダイエーの店番号は0492。
概要
[編集]国道225号線沿線及び鹿児島県道20号鹿児島加世田線沿線に立地していた。鹿児島市平川へ移転した鴨池動物園(1972年2月29日閉園[7])跡地にダイエーが「動物園跡が日本で一番新しい大ショッピングセンターに変わります」と銘打って1975年(昭和50年)7月に出店した[5]。
ダイエーによって開店した後、ダイエー全額出資の九州ダイエーが運営。九州ダイエーがユニードに吸収されユニードとなり、その後はユニードをダイエーが吸収し再びダイエーの運営に戻った。
ダイエー開業当初は鹿児島ショッパーズプラザが名称だったが、左記の名称は公式には使われずダイエー鹿児島店の名称を表向きは前面に出していた(ただし、鹿児島県への届出上は閉店時までSC名称を鹿児島ショッパーズプラザとしていた[1][2])。また、地元では所在地から「鴨池ダイエー」「鴨ダイ」とも呼ばれていた[8]。
2015年(平成27年)9月1日にイオン九州に同店の営業権が承継し、店名を「イオン鹿児島鴨池店」に変更した[10]。イオンモール鹿児島の核店舗である「イオン鹿児島店(旧・ジャスコ鹿児島店)」との店舗名重複を避けるため、店舗ブランドに加えて店舗名も同時に変更となった。
2018年(平成30年)10月23日から鹿児島市交通局との連携により、南九州の商業施設では初となるパークアンドライドの募集が開始された[11]。これは2006年(平成18年)10月20日にイオン九州と鹿児島市が締結した地域貢献協定書に基づき、2015年(平成27年)9月1日にイオン九州の運営となった当店での実施に至ったものである。
2024年(令和6年)1月24日、施設老朽化のため同年8月31日に閉店し、跡地を再開発する事を発表[12][13]。予定通り、同年8月31日19時に通算49年の歴史に幕を閉じた[4]。跡地利用についてはイオングループ内での再開発(商業施設をベースとした複合型施設の建設)を示唆しており[4][14]、鹿児島市が整備を検討しているサッカースタジアム(鹿児島ユナイテッドFC本拠地)の候補地となる可能性は否定されている[14]。
フロア構成
[編集]本館・別館ともに3階建ての二層構造。屋上には駐車場とフットサルコート「鹿児島ユナイテッド・ゾーン」が設置されていた。
本館に設けられていたエスカレーター・階段のある巨大な吹き抜けでは、各種イベント・コンサートなどが開催されていた。
階 | 本館 | 別館 |
---|---|---|
RF | 駐車場・フットサルコート | なし |
2F | 衣料品のフロア | 空きテナント[注 1] |
1F | 食料品と日用雑貨のフロア | 空きテナント[注 1] |
-
RF階駐車場
-
別館
-
本館
-
屋上のフットサルコート
テナント
[編集]出店全店舗一覧は公式サイト「ショップリスト」を参照。
アクセス
[編集]銅像
[編集]隣接する立体駐車場には、かつて鴨池動物園だったことをイメージさせるように電車通り側入口前にはいくつかの動物の銅像が設置されているほか、北隣の鴨池児童公園には動物園時代の石塀や正門の門柱がそのまま残されている[15]。
郡元電停側入口前にある4体の銅像は、1975年(昭和50年)に前身となるダイエー鹿児島ショッパーズ・プラザが開業した際に鴨池動物園の跡地だったことにちなんで設置された[6]。銅像の作者は彫刻家の河合隆三で、河合は兵庫県や福岡県のダイエー系列の店舗に設置される銅像や石彫を多く制作した[6]。イオン鹿児島鴨池店は2024年8月末に閉店するが、イオングループでは敷地内に残す方向で検討している[6]。
売上
[編集]この統計は、日経流通新聞及び日本経済新聞が調査して順位付けしたものである。上述の通り、旧ダイエー鹿児島店は、主力店であった為、売上の上位に長らく君臨していた。
年度 | スーパー業界 | ダイエー内 | 小売総合 | 売場面積 | 売上 |
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1982年 | 13位 | 6位 | なし | 57位 | 186億7400万円 |
1983年 | 13位 | 6位 | なし | 50位 | 129億7100万円 |
1984年 | 14位 | 6位 | なし | 54位 | 133億4200万円 |
1985年 | 12位 | 6位 | なし | 28位 | 139億2100万円 |
1986年 | 11位 | 6位 | なし | 28位 | 144億200万円 |
1987年 | 10位 | 5位 | なし | 31位 | 151億200万円 |
1988年 | 10位 | 6位 | なし | 32位 | 165億2300万円 |
1989年 | 10位 | 6位 | なし | 35位 | 170億800万円 |
1990年 | 10位 | 6位 | なし | 41位 | 181億900万円 |
1991年 | 10位 | 6位 | 169位 | なし | 182億3900万円 |
1992年 | 14位 | 6位 | 182位 | なし | 176億6800万円 |
1993年 | 16位 | 7位 | 不明 | なし | 167億800万円 |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ a b 別館には2023年3月30日までホリデイスポーツクラブ鹿児島鴨池が入居。ホリデイスポーツクラブの退去後は閉店まで空きテナントであった。
出典
[編集]- ^ a b c 大規模小売店舗立地法 法第6条第2項(変更)届出の概要(平成12年6月~令和6年7月末) - 鹿児島県 2024年9月8日閲覧
- ^ a b c d e 大規模小売店舗の廃止の届出に関する公告 鹿児島県、2024年8月26日。
- ^ 「大規模小売店舗の届出事項の変更に関する公告」『鹿児島県公報』鹿児島県、第3407号、2018年4月13日 pp.5-6
- ^ a b c 池袋陽香「旧ダイエー以来49年 惜別の人波 イオン鴨池店、閉店」『南日本新聞』2024年9月1日、1面。(インターネット記事は2024年8月31日に配信、見出しは異なるが本文は同一)
- ^ a b 鹿児島県 2006, p. 850.
- ^ a b c d 動物園の名残はこれからも…再開発されるイオン鴨池の4つの銅像、「象徴」として保存へ 馬にまたがった「少年」も喜ぶ、南日本新聞、2024年6月16日(2024年6月16日閲覧)
- ^ 川畑純徳「平川動物公園のあゆみ(鴨池動物園の移転から開園まで)」ひらかわ No.28、鹿児島市動物公園協会、1989年12月(2024年6月16日閲覧)
- ^ “「俺たちの鴨ダイが…」「青春の思い出の地だった」 8月閉店、イオン鴨池を懐かしむ声続々 鹿児島”. 南日本新聞(373.com) (南日本新聞社). (2024年1月25日) 2024年1月25日閲覧。
- ^ 鴨池エリアがますます便利に!ダイエーと約60の専門店『ダイエー鹿児島店』全館改装オープン
- ^ “株式会社ダイエーの北海道・九州および本州地域におけるGMS事業ならびにSM事業の運営の承継に関する基本合意書締結のお知らせ”. 株式会社ダイエー (2015年4月9日). 2015年8月20日閲覧。
- ^ 『~都市部の交通混雑緩和と環境保全の推進に向けて~鹿児島市交通局定期券利用者限定サービス南九州初イオン鹿児島鴨池店「パークアンドライド」スタート』(PDF)(プレスリリース)鹿児島市交通局、イオン九州、イオンストア九州、2018年10月16日 。2018年11月20日閲覧。
- ^ “イオン鹿児島鴨池店 8月末閉店、再開発へ 商業、複合型施設を視野 築49年、設備が老朽化”. 南日本新聞 373news.com. 2024年1月24日閲覧閲覧。
- ^ 『イオン鹿児島鴨池店 閉店についてのお知らせ』イオン鹿児島鴨池店 。
- ^ a b 野間優希乃「新スタジアム 市、イオン跡「難しい」 市議会代表質問 商業用整備見込み」『南日本新聞』2024年9月10日11面。
- ^ 『2011年7月 鴨池動物園跡(鹿児島市鴨池2丁目)』鹿児島商工会議所 。
参考文献
[編集]- 鹿児島県『鹿児島県史 第六巻 下巻』鹿児島県、2006年。