ティンパヌム
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(タンパンから転送)

ティンパヌム(tympanum, (複)tympana、(仏語読み)タンパン)とは、建物入口上にあり、まぐさ(横木、リンテル)とアーチによって区画された装飾的な壁面のことで、半円形か三角形をしている[1]。しばしば彫刻などによって飾られている。ギリシャ・キリスト教建築においては、ティンパヌムには宗教的情景が描かれているのが通例である。
ティンパヌムを囲む繰り形(縁取り)はアーキボルトと呼ばれる。
脚注
[編集]- ^ 池上英洋『西洋美術史入門』筑摩書房、2012年、154頁。ISBN 978-4-480-68876-7。