スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス
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スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス | ||
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著者 | 志駕晃 | |
発行日 | 2020年1月9日 | |
発行元 | 宝島社文庫 | |
ジャンル |
長編小説 推理小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 文庫判 | |
ページ数 | 308 | |
前作 | スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 | |
次作 | スマホを落としただけなのに 連続殺人鬼の誕生 | |
公式サイト | tkj.jp | |
コード | ISBN 978-4-299-00112-2 | |
ウィキポータル 文学 | ||
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『スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス』(スマホをおとしただけなのに せんりつするめがろぽりす)は、志駕晃の長編推理小説。『スマホを落としただけなのに』シリーズ第3弾として、宝島社文庫「『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ」より2020年1月9日に刊行された。
2024年、『スマホを落としただけなのに 〜最終章〜 ファイナル ハッキング ゲーム』として映画化された。
あらすじ
[編集]前作での事件の後、桐野良一は留置所から脱獄した殺人鬼・浦井光治が東京オリンピックを標的にした北朝鮮のサイバーテロに協力していると知り、神奈川県警から内閣サイバーセキュリティセンターに出向することになる。
一方、OLの粟野有希は公園でスマホを拾い、落とし主の瀧嶋慎一と恋人になるが、それにより不可解な事態に巻き込まれていく。
登場人物
[編集]主人公
[編集]- 粟野 有希 (くりの ゆき)
- Aパートの主人公。スマホを落とした瀧嶋慎一と関わったことで事件に巻き込まれる。
- 映画では瀬戸千春が富田のスマホを拾うが人物像は有希と異なる。
- 竜崎 (りゅうざき)
- Bパートの主人公。ホステスをスパイに仕立て上げ政治家やマスコミに工作を行っている男。
- 「竜崎」という名前はとあるテニス漫画から来ており、警察内にいる密通者の「バタフライ」と同一人物である模様。
- 浦井 光治(うらい みつはる)
- Cパートの主人公。猟奇殺人鬼で天才的なブラックハッカー。「丹沢山中連続殺人事件」を起こした。本作にて北朝鮮にスカウトされ、自らの猟奇的嗜好を満たす見返りに東京オリンピックへのテロに協力する。
- 「浦井光治」という名前は別人のものと判明しているが、本作でもこの名を使い続ける。
- 桐野 良一(きりの りょういち)
- Dパートの主人公。本作では内閣サイバーセキュリティセンターに出向する。
- 映画では前作同様加賀谷学に役割が統合されている。
その他
[編集]- 崔 淑姫(チェ・スクヒ)
- 北朝鮮の女性工作員。黒く長い髪の持ち主。
- 映画での名前はスミンで韓国のテロ組織「ムグンファ」のメンバー。
- 富田 麻美
- 旧姓は「稲葉」。
- 瀧嶋 慎一
- 有希の恋人。
- 富田 誠
- 麻美の夫。
- 蝶野 泰子
- 竜崎に協力しているホステス。
映画
[編集]スマホを落としただけなのに 〜最終章〜 ファイナル ハッキング ゲーム | |
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監督 | 中田秀夫 |
脚本 | 大石哲也 |
原作 | 志駕晃 |
出演者 |
成田凌 クォン・ウンビ 千葉雄大 井浦新 田中圭 白石麻衣 大谷亮平 |
音楽 |
堤博明 カワイヒデヒロ |
撮影 | 花村也寸志 |
編集 | 青野直子 |
配給 | 東宝 |
公開 | 2024年11月1日 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 | スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 |
監督は前作、前々作に引き続き中田秀夫[1]。2024年11月1日公開。粟野有希と瀧嶋慎一が登場しないなど原作との改変点がシリーズで最も多い。
キャスト
[編集]- 浦野善治:成田凌
- 猟奇殺人鬼で天才的ブラックハッカー。
- スミン:クォン・ウンビ
- 反政府組織「ムグンファ」の一員。
- 加賀谷学:千葉雄大
- 刑事。元はセキュリティ会社に勤務していた。本作にて内閣官房サイバーセキュリティ室に出向。
- 兵藤彰:井浦新
- 公安部の刑事。加賀谷の父親の元部下。
- 前作の後加賀谷学と結婚。
- 毒島徹:原田泰造
- 加賀谷の元上司。
- キム・ガンフン:大谷亮平
- 「ムグンファ」の作戦本部長。日韓首脳会談を狙いテロを企てる。
- チョン・ハクソン:佐野史郎
- 韓国の剥製師。
- 窪田逸子:真飛聖
- 内閣官房サイバーセキュリティ室室長。
- 長瀬明:猪塚健太
- 浦野を慕うブラックハッカー。
- 瀬戸千春:髙石あかり
- カフェの店員。正体は浦野を慕うブラックハッカー。
朗読劇
[編集]「ニッポン朗読アカデミー」スピンオフ企画・朗読劇の第7回公演。正岡謙一郎脚本、菅沼尚宏演出、人気声優の出演により、2021年3月5日から3月14日まで銀座博品館劇場にて上演された[2][3]
キャスト(朗読劇)
[編集]日にちごとにキャストの組み合わせが決まっており、同じ俳優が違う日時に違う役を演じることもあった[4]。 公式では公演はマチネとソワレとされているが、以下では昼と夜で記載する。
3月5日 | 3月6日 | 3月7日 | 3月8日 | 3月9日 | 3月10日 | 3月11日 | 3月12日 | 3月13日 | 3月14日 | |||||
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夜 | 昼 | 夜 | 昼 | 夜 | 夜 | 夜 | 夜 | 夜 | 夜 | 昼 | 夜 | 昼 | 夜 | |
瀧嶋慎一 | 比留間俊哉 | 米内佑希 | 馬場惇平 | ランズベリー・アーサー | 榊原優希 | 駒田航 | 中島ヨシキ | 伊東健人 | 土田玲央 | 神尾晋一郎 | ランズベリー・アーサー | 西山宏太朗 | 土田玲央 | |
桐野良一 | 神尾晋一郎 | 馬場惇平 | 米内佑希 | 榊原優希 | ランズベリー・アーサー | 駒田航 | 米内佑希 | 比留間俊哉 | 中島ヨシキ | 伊東健人 | ランズベリー・アーサー | 神尾晋一郎 | 土田玲央 | 西山宏太朗 |
粟野有希 | 南早紀 | 吉岡茉祐 | 高木美佑 | 奥野香耶 | 朝日奈丸佳 | 本泉莉奈 | 田中あいみ | 朝日奈丸佳 | 青山吉能 | 若井友希 | 山下七海 | 南早紀 | 高木美佑 | 青山吉能 |
松田美乃里 | 若井友希 | 高木美佑 | 吉岡茉祐 | 朝日奈丸佳 | 奥野香耶 | 吉岡茉祐 | 山下七海 | 本泉莉奈 | 奥野香耶 | 南早紀 | 山下七海 | 青山吉能 | 高木美佑 | |
兵頭彰 | 河本邦弘 | 金光宣明 | 酒巻光宏 | 金光宣明 | 酒巻光宏 | 金光宣明 | 酒巻光宏 | 河本邦弘 | 金光宣明 | 河本邦弘 | ||||
ナレーション | 川野剛稔 | 関山美沙紀 | 川野剛稔 | 柚木涼香 | 川野剛稔 | 関山美沙紀 | 柚木涼香 | 関山美沙紀 | 川野剛稔 | 柚木涼香 |
脚注
[編集]- ^ [1]
- ^ “朗読劇「スマホを落としただけなのに」伊東健人ら27名の声優が日替わりで登場”. ステージナタリー (ナターシャ). (2021年2月1日) 2024年11月3日閲覧。
- ^ “人気声優たちによる朗読劇「スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス」上演決定”. ニッポン放送 (2021年2月1日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ “朗読劇「スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス」”. 朗読劇公式サイト. 2021年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- 朗読劇「スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス」 - ウェブアーカイブ(インターネットアーカイブ、2021年12月23日)
- スマホを落としただけなのに 〜最終章〜 ファイナル ハッキング ゲーム 公式サイト