ステッドラー
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種類 | 有限合資会社 |
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略称 | Staedtler,ステッドラー |
本社所在地 |
ドイツ Moosäckerstrasse 3, 90427 Nürnberg, Germany |
設立 | 1835年 |
業種 | その他製品 |
事業内容 | 筆記具や製図用品の製造・販売 |
代表者 | Managing director:Axel Marx |
従業員数 | 3,000名(全世界) |
外部リンク |
www |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒101-0032 東京都千代田区岩本町1-6-3 |
設立 | 1974年(昭和49年)7月1日 |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 5010001047687 |
代表者 | 代表取締役社長:アクセル・ヘルムート・マルクス |
資本金 | 300,000,000円 |
従業員数 | 39名 |
主要株主 | STAEDTLER NORIS GmbH |
外部リンク |
www |
特記事項:社名は会社登記に基づく。一般には「ステッドラー日本株式会社」と表記される。 |
ステッドラー有限合資会社(独: STAEDTLER Mars GmbH & Co. KG )は、ドイツ・ニュルンベルクに本拠を置く、筆記具や製図用品の世界的なメーカーである。
"effect for ecology"をスローガンに、環境先進国のドイツのメーカーとして、早くから環境への取り組みを行っている。環境保全のため、排水の浄化、原料の選別・材料の再利用、排熱の有効活用によるエネルギー保全など、数多くの施策を実施している。近年では、WOPEX鉛筆はもちろん、100年以上の歴史をもつルモグラフ鉛筆をはじめとする、木軸の鉛筆や色鉛筆にも、森林保護認証地の木材を導入している。
沿革
[編集]- 1662年頃にニュルンベルクでフリードリヒ・シュテットラー(Friedrich Staedtler)が鉛筆を発明した。
- その後、子孫のシュテットラー家は家業として鉛筆を生産・販売していたが、産業革命の波を受け、1835年にヨーハン・ゼバスティアン・シュテットラー (Johann Sebastian Staedtler) によって会社化された。
- 1884年 - ロンドンに事務所を設立。
- 1887年 - パリに事務所を設立し、鉛筆・12硬度、色鉛筆48色の量産を開始。
- 1895年 - 擬人化した三日月をトレードマークとして登録。
- 1898年 - ヨハニス地区に工場を移転。
- 1900年 - マルスを商標として登録に成功。
- 1901年 - ノリスを商標として登録。マルスブルー仕上げの鉛筆を市場に投入。
- 1922年 - ニューヨーク支店設立。
- 1926年 - 大阪に事務所を設立し、日本にこの頃から、ステッドラーが進出。
- 1929年 - ロンドン支店設立。
- 1937年 - 名称を「Mars pencil and fountain pen Factory」に変更。シャープペンシルを取り扱い品群として導入。
- 1949年 - ボールペン製造を開始する。
- 1950年 - ルドルフ・クロイツァー財団設立。
- 1954年 - ルモカラーを商標登録
- 1955年 - 芯ホルダーを製品化。
- 1955年 - 製図デザイン市場に当時、最先端であった物質、プラスチック軸のシャープペンシルを投入を始める。
- 1957年 - 年間鉛筆生産量が1億4400万本になる。
- 1960年 - 年間鉛筆生産量が1000億本突破。
- 1962年 - マルス500製図ペンの発売開始。
- 1965年 - サインペン発売開始。
- 1974年 - 日本法人であるステツドラー日本株式会社設立。
- 1988年 - 本社および工場をドイツ・ニュルンベルグ郊外へ移転。
- 1997年 - ステッドラー財団設立。
- 2002年 - エルゴソフトシリーズを発売。
- 2003年 - トリプラスシリーズを発売。
- 2009年 - WOPEX鉛筆を発表。
- 2011年 - WOPEX鉛筆において、225.2メートルという世界最長の鉛筆の製作に成功し、ギネス世界記録に認定される。
- 2013年 - 高級筆記具シリーズの「ステッドラープレミアム」 発表。
- 2019年 - マルスルモグラフ高級鉛筆が全24硬度となる[1]。
主な製品
[編集]鉛筆
[編集]日本市場向けに販売される製品では、一部を除き鉛筆の前削りを行っていない。
- 100 マルス ルモグラフ 製図用高級鉛筆
- 製図・ファインアート・デザインなどのプロフェッショナルユーザーから厚い信頼を受けている鉛筆。グラファイト芯。
- 2017年に9B・7H-9Hが追加されるとともに、カーボン芯だった7B・8Bがグラファイト芯に変更された。2019年に10B-12B・10Hが追加されている。
- 全24硬度(12B、11B、10B、9B、8B、7B、6B、5B、4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H、5H、6H、7H、8H、9H、10H)
- 100B マルス ルモグラフ ブラック 描画用高級鉛筆
- カーボン鉛筆であるマルス ルモグラフ ブラックは、木炭のように光沢のない濃い黒で描画することができる。
- 全6硬度(8B、7B、6B、4B、2B、HB)
- 108 オムニクローム 色鉛筆
- 110 トラディション 一般用鉛筆
- 118 ノリスクラブ トリプラス鉛筆
- 119 ノリスクラブ トリプラス ジャンボ鉛筆 書き方鉛筆
- 120 ノリス 一般用鉛筆
- 150 マルス エルゴソフト鉛筆
- 151 マルス エルゴソフト鉛筆(太軸)
- 152 ノリス エルゴソフト鉛筆
- 153 ノリス エルゴソフト 書き方鉛筆
- 180 ウォペックス 環境配慮型鉛筆
シャープペンシル
[編集]- 771
- 1.3 mmの太芯のシャープペンシル。マークシートなどの記入に最適。
- 774 25
- トリプラスシリーズのシャープペンシル。人間工学に基づいており、三角軸で持ちやすく、書きやすい。
- 777 05
- 軽量ボディと大きめの消しゴムが特徴。
- 925 シリーズ
- 製図用のシャープペンシルシリーズ。 925 85モデルは2005年度、グッドデザイン賞を受賞している。
- 925
- ボディにABS樹脂、グリップはラバーの軽量モデル。
- 925-15
- ボディにABS素材を使用し、軽量かつにぎりやすい、エラストマーグリップが特徴。
- 925-25
- シルバーシリーズ。アルミ製でロングスリーブと低重心で安定感のある設計。
- 925-35
- 925-25の色違いモデル。
- 925-75
- ABS素材を使用し、軽量モデル。
- 925-77(ヘキサゴナル)
- アルミ製で六角形軸が特徴のモデル。表面にはラバー塗装が施されている。
- 925-55(廃盤)
- 925-65のシルバーモデル
- 925-65(廃盤)
- ロングスリーブや、硬度表示など、製図用シャープペンシルの良い部分を踏襲したカラフルな6色シリーズ。
- 925-85(REG)(廃盤)
- アルミ製でかなり重く、芯の操出量を調節する機能がある。
色鉛筆
[編集]- カラト アクェレル水彩色鉛筆
- 1製品で2通りの表現を楽しむことのできる色鉛筆。色鉛筆としての持ち味はもちろん、非常に水溶けのよい柔らかい特殊顔料を使用している。耐候性に優れた、全60色の展開。
- ノリスクラブ色鉛筆
- ヨーロッパの安全基準(EN71)に基づいて作られた、安全性の高い色鉛筆。ABS加工で芯が折れにくく、子供の使用に最適。
- 色鉛筆
- 水彩色鉛筆
- 消せる色鉛筆
- あすのてんき
- の4種類のラインナップ
- エルゴソフト色鉛筆
- 滑らず手によくフィットするステッドラー独自のソフト表面加工と、人間工学に基づいく三角形状のボディが特徴。
- 色鉛筆
- 水彩色鉛筆
- の2種類のラインナップ
- buddy色鉛筆[2]
- 子供が初めて持つのに最適な色鉛筆。太軸で持ちやすく、芯が折れにくい。1本で、色鉛筆・水彩色鉛筆・クレヨンの3通りの使い方ができる。全18色。
- 146油性色鉛筆
- デザインジャーニーシリーズの色鉛筆。柔らかく、しっかりと描けて、鮮やかな発色が特徴。
トリプラス カラーペン
[編集]人間工学に基づいた、三角軸のカラーペンシリーズ。2 - 3日キャップを閉めなくても乾かないドライセーフインクなど、機能性も高い。
- 323 トリプラス カラーペン
- 芯径 1.0 mmのカラーペン 全48色。
- 334 トリプラス ファインライナー
- 芯径 0.3 mmのカラーペン 全60色。
- 331 トリプラス パーマネント
- 芯径0.3 mmの油性カラーペン 全10色。
- 362/362 C トリプラス テキストサーファー
- 芯径1 - 4 mmの柔らかいペン先の蛍光ペン 全14色。
ピグメントライナー
[編集]- ブラック
- 濃く、はっきりとした線が描ける水性顔料系インクを使用。耐久性、耐光性に優れ、乾いた後であれば、水彩色鉛筆などと併用でき、スケッチなどに適する。ペン先は、衝撃や摩耗に強い。
- 12線種(0.05 mm、0.1 mm、0.2 mm、0.3 mm、0.4 mm、0.5 mm、0.6 mm、0.7 mm、0.8 mm、1.0 mm、1.2 mm、斧型 0.3 - 2.0 mm)
- カラータイプ
-
- 2線種(0.3 mm、0.5 mm)
- 全6色(レッド、ブルー、オレンジ、グリーン、パープル、ブラウン)
ルモカラー
[編集]- ルモカラー油性ペン
- 優れた定着性と耐光性で、ガラス・陶器・OHPフィルムなど様々なモノに書くことができる。ドライセーフインクで、2日間キャップを閉めなくても乾かない。
- 全8色
- 4線幅
- ルモカラースペシャル
- 耐水性・耐光性・速乾性に優れている。ボディおよび、キャップも耐用年数が長く、環境にやさしい。
- ルモカラー水性タイプもあり。
ボールペン
[編集]- アバンギャルド
- 振り子式の多機能ペン。機能は油性ボールペンの黒・赤・青、シャープペンシルの0.5 mmの4つ。
- アバンギャルド ライト
- 振り子式の多機能ペンで、アバンギャルドの廉価版。機能は油性ボールペンの黒・赤、シャープペンシルの0.5 mmの3つ。
- 437(トリプラス ボール)
- ボール径0.7 mmの単色ボールペン。インク色はレッド、ブルー、グリーン、ブラックの4色。
- 425 25
- 2021年2月に発売された油性ボールペン。
- コンクリートボールペン
- 軸がコンクリートでできた油性ボールペン。軸は六角形。
- TRX
- 三角軸のボールペン。表面には特殊なアルマイト加工がされている。
その他、
- 消しゴム
- 製図用コンパス
- 製図用定規
- オーブン粘土「FIMO」
等がある。
ギャラリー
[編集]-
多機能ペンシル アバンギャルド
-
シャープペンシル 925 85-03
-
シャープペンシル 925 35-05
-
シャープペンシル 925-07。
脚注
[編集]- ^ 【新製品】100 マルス ルモグラフ 製図用高級鉛筆 世界一の全24硬度へ
- ^ “buddy 色鉛筆”. ステッドラー日本公式サイト. 2019年5月28日閲覧。
外部リンク
[編集]- ステッドラー日本
- Staedlter Mars GmbH & Co. KG
- ステッドラー日本【公式】 (@STAEDTLERJP) - X(旧Twitter)
- ステッドラー日本株式会社 (@staedtler.jp) - Instagram