コンテンツにスキップ

唐澤志陽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
唐澤 志陽
プロフィール
リングネーム 唐澤 志陽
本名 唐澤 志陽
ニックネーム 幾戦のシンダム[1]
The Luchamuaythai[2]
身長 170cm[3]
体重 68kg[3]
誕生日 (1989-11-03) 1989年11月3日(35歳)
出身地 静岡県浜松市
所属 M16 TOKYO
トレーナー ランバー・ソムデートM16
ASH-RA
デビュー 2010年4月25日
テンプレートを表示
シンダム・M16ムエタイスタイル
基本情報
通称 シンダム
階級 バンタム級
国籍 タイ王国の旗 タイ
誕生日 (1989-11-03) 1989年11月3日(35歳)
スタイル ムエタイ
プロキックボクシング戦績
総試合数 18
勝ち 8
KO勝ち 4
敗け 8
引き分け 2
テンプレートを表示

唐澤 志陽(からさわ しょう、1989年11月3日 - )は、日本キックボクサープロレスラー静岡県浜松市出身[4]。キックボクサーとしてはシンダム・M16ムエタイスタイルリングネーム

来歴

[編集]

ムエタイ

[編集]

東京都北区にあるランバー・ソムデートM16のキックボクシングジム「M16ムエタイスタイル」に所属。2010年4月25日横浜赤レンガ倉庫1号館で行われた「Suk Daawrung Muay Thai 2」での山田浩史戦でデビュー。ベストファイト賞を受賞した。デビュー戦からシンダム・M16ムエタイスタイルリングネームであり、ファーストネームに当たる部分は師匠に倣ってジム名をつけている。シンダムはタイ語で黒いライオンという意味。

以後、キックボクサーとして主にバンタム級で活躍。2011年、RISEで行われたRISING ROOKIES CUPバンタム級トーナメントでは六川星矢に敗れたものの準優勝。1回戦では試合時間残り7秒で逆転KO勝ちするという劇的な勝利を収めた[5]

リングネームの表記は、「シンダム・M16ムエタイスタイル」のほか、ジム名を横文字にした「シンダムM16 MuayThaiStyle」の表記も見られた[5]

2015年11月に師匠であるランバーのジムを引き継ぎ、唐澤志陽(からさわ・しょう[6])の名で会長に就任[7]

プロレス

[編集]

2016年1月26日、シアタープロレス花鳥風月に入門[8]

3月13日、無我伝承・東京タワースタジオ大会で欠場者が出たため、急遽エキシビジョンマッチ5分1本勝負(対中川達彦戦)でプレデビュー戦を行った[9]

5月22日、「30分バトルロイヤル ムエタイ本物決定戦」がシアター・バビロンの流れのほとりにてにて行われ[10]、優勝者のムエタイマシン2号が、プロムエタイ選手(WPMFスーパーバンタム級日本ランカー)である唐澤へ対戦を希望。3分間の特別試合を行った[10]。なお、練習生ではあるが、同日はエキシビジョン(対山本裕次郎戦、対たけむら光一戦)を含め全3試合を行っている。6月5日、東京・スターライズタワーにて高岩竜一と対戦。査定試合に合格[11]

プロレスデビュー戦の相手が矢郷良明に決まると、6月8日には対策のためマキシモ・ブランコとスパーリングを行った[12]

7月18日、東京・はなまる学習会王子小劇場での矢郷良明戦で正式にプロレスラーデビュー。矢郷からは賛辞が贈られた[13]

11月27日、自主興行「M16 ProWrestling STYLE しょうがないプロレス」を開催[14]

12月29日、ハードヒット初参戦。ダークマッチでシバターと対戦し[15][16]ローキックの速射により4分55秒で勝利する[17]。2017年2月25日、ハードヒットの本選に初出場。阿部史典に3分11秒、KO勝利[18]

2017年5月28日、勝村周一朗と出場した風流人2017タッグリーグ戦において優勝。初代風流人タッグ王座を獲得した[19]。キックボクシングも含めて初の戴冠。6月25日、SUSHI&瓦井寿也組を退け初防衛[20]

7月16日、ハードヒット新木場大会で野村卓矢に腕ひしぎ十字固めで敗北[21]。12月30日、ハードヒット「YES, WE ARE HARD HIT!!」で同じキックボクシング出身である前口太尊戦が決定[22]

2018年7月7日、ハードヒット「Fifgt 4 da future」でシュートボクシングフェザー級2位の元貴とシュートボクシング公式戦を行い判定負け。10月28日「君の寝技に恋してる」ではダークマッチで試合し、ザ・グレート玉川に1分14秒で勝利[23]。2018年11月発売の週刊プロレス増刊「プロレスラー選手名鑑2019」では花鳥風月所属選手から外されており、この年までに退団扱いとなっている[24]

2019年12月30日、ハードヒットにてキックボクシングルールで安藤雅生と対戦し、TKO勝利[25]

2022年3月31日、ベストボディ・ジャパンプロレス新宿大会で島谷常寛の持つBBW無差別級選手権に挑戦[26]。同年7月13日大会でのバトルロイヤルで勝利し、BBW世界スーパーボディ級の新王者となる[27]

人物

[編集]
  • 日本ダイエット健康協会認定ダイエットインストラクター[28]

戦績

[編集]

キックボクシング

[編集]
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
SUSHI 3R 0:45 ニコプロpresentsハードヒット「KEJIME」・新木場1stRING[29] 2018年12月29日
鈴木雄大 3分3R終了 判定2-0 RISE ZEROゴールドジムサウス東京アネックス[30] 2014年12月14日
× 高橋茂章 2R 0:33 KO ムエローク2014 - 1st 2014年4月27日
× 邦博 2R 1:03 右ストレートでKO M-fight - 蹴拳15 2014年2月1日
× 渡辺優太 3分3R終了 判定0-3 ムエローク2012 ~3rd~ 2012年10月21日
× 芦澤竜誠 1R 2:58 膝蹴りによるKO Muay Thai Wave from YOKOHAMA 11 2012年8月5日
× 津田達也 3分3R終了 判定0-3 東日本大震災チャリティ SRS.2011-FOR JAPAN 2011年11月11日
× 六川星矢 1R 1:53 KO RISE 82 RISING ROOKIES CUPバンタム級(-55kg)決勝 2011年9月23日
悟嗣 3分3R終了 判定3-0 RISE 79 RISING ROOKIES CUPバンタム級(-55kg)準決勝 2011年6月26日
村越優汰 3R 1:49 TKO勝利 RISE 77 RISING ROOKIES CUPバンタム級(-55kg)一回戦 2011年4月25日
白岩義也 3R 2:53 TKO勝利 RISE 77 RISING ROOKIES CUPバンタム級(-55kg)一回戦 2011年4月25日
吉田晋 3分3R終了 判定3-0 2010年12月25日
Mr.ハガ 3分3R終了 判定1-1 Muay Thai Wave from YOKOHAMA 9 2010年8月8日
山田浩史 3分3R終了 判定2-0 Suk Daawrung Muay Thai 2 2010年4月25日

出演

[編集]

映画

[編集]
  • HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY(プリズンギャング役)

TV

[編集]
  • NEO決戦バラエティキングちゃん(2018/01/02放送 テレビ東京)

イベント

[編集]
  • CROSS ROAD vol.5「パフォーマー・クリエイターの学校派遣を考えるシンポジウム」(2016年9月4日、神田レンタルスペースFBCフォーラム)[31]

雑誌

[編集]
  • AneCan(2016年10月号、小学館) – きれいめさんのための自分磨きアドレス帳

獲得タイトル

[編集]

入場曲

[編集]

2018年

[編集]
  • 「黒いライオン」土竜

2017年まで

[編集]
  • 「Library Wars」作曲:高見優[32]

脚注

[編集]
  1. ^ たこ焼きマシン.COM刊「ローカルプロレスラー図鑑++2016」2016年10月1日発行、0頁
  2. ^ https://twitter.com/shingdamM16/status/795429012503805952
  3. ^ a b 2016年3月13日の花鳥風月無我伝承東京タワースタジオ大会のリングアナウンスより。
  4. ^ タイ人!?インストラクター!!”. ジョイリハ新小岩のブログ (2012年9月3日). 2016年2月15日閲覧。
  5. ^ a b 【ライズ】新人王トーナメント開幕!21歳のシンダムと16歳の村越が激闘で会場を沸かす”. GBR. 2016年1月31日閲覧。
  6. ^ https://twitter.com/shingdamM16/status/755298377571577856
  7. ^ 代表 唐澤志陽(からさわしよう)のご挨拶”. M16ムエタイスタイル. 2016年1月26日閲覧。
  8. ^ G-TALENT@gtalentp”. Twitter. 2016年2月6日閲覧。
  9. ^ 花鳥風月 3・13スターライズタワー大会 西村&ヒロvs鈴木&GENTARO 勝村&貴vs矢郷&ジョシュ”. バトルニュース (2016年3月13日). 2016年4月11日閲覧。
  10. ^ a b 5・22 花鳥風月王子大会 勝村&進vs忍&伊藤 岡田&ジョシュvsたけむら&松本”. バトルニュース (2016年5月26日). 2016年5月27日閲覧。
  11. ^ 6・5 花鳥風月スターライズタワー大会 政宗&伊藤&忍vs進&岡田&服部 江利川&レイパロマvs梅沢&ウルフ”. バトルニュース (2016年6月8日). 2016年6月9日閲覧。
  12. ^ https://twitter.com/shingdamM16/status/740449497621401600
  13. ^ M16ムエタイスタイルジム 唐澤志陽プロレスデビューおめでとう!”. 矢郷良明 kill your notion (2016年7月20日). 2016年7月20日閲覧。
  14. ^ 最近の会員さん事情!!”. M16ムエタイスタイル (2016年11月5日). 2016年11月5日閲覧。
  15. ^ https://twitter.com/hikaru310paipan/status/813027123623378944
  16. ^ 「佐藤vsロビンソン」、「青木vs平」エキシビションマッチなど 12・29新宿大会の全カード決定”. ぼくらのプロレス (2016年12月26日). 2016年12月28日閲覧。
  17. ^ ハードヒット12.29新宿大会 佐藤光留vsジョシュア・ロビンソン、ロッキー川村vs太田駿平、髙山善廣vs和田拓也、青木篤志vs平直行”. バトルニュース (2016年12月30日). 2016年12月30日閲覧。
  18. ^ ニコプロ presents ハードヒット〜湾岸MOON RISE”. ハードヒット (2017年3月30日). 2017年3月25日閲覧。
  19. ^ 【試合結果】5・28 花鳥風月スターライズタワー大会 【風流人タッグ】勝村周一朗&唐澤志陽vsAKIRA&矢郷良明 服部健太&マホロバvs ウルフ・スター☆&ウルフ・スター☆Jr. 政宗vs桐原季子”. バトルニュース (2017年5月31日). 2017年5月31日閲覧。
  20. ^ “【試合結果】6・25 花鳥風月スターライズタワー大会 【風流人タッグ】勝村周一朗&唐澤志陽vsSUSHI&瓦井寿也 池田昌樹&河原成幸vsジョシュ・オブライエン&スペースレッド 沙紀vs桐原季子”. バトル・ニュース. (2017年6月30日). https://battle-news.com/?p=31061 2017年7月3日閲覧。 
  21. ^ “ニコプロpresentsハードヒット「ALL格闘技総進撃」”. ハードヒット オフィシャルサイト. (2017年7月16日). http://hardhitpro.com/304 2017年7月16日閲覧。 
  22. ^ 12.30新木場「YES, WE ARE HARD HIT!!」で川村vs服部、ノムタクvsワダタク、青木vs阿部!前口太尊のプロレスデビュー、ノア石森の参戦も決定!”. ハードヒット オフィシャルサイト (2017年11月15日). 2017年11月16日閲覧。
  23. ^ ニコプロpresentsハードヒット「君の寝技に恋してる」 | ハードヒット オフィシャルサイト”. hardhitpro.com. 2018年10月28日閲覧。
  24. ^ ベースボールマガジン社「週刊プロレス」2018年12月9日増刊号
  25. ^ ニコプロpresentsハードヒット「月になる男達2019」”. ハードヒット オフィシャルサイト (2019年12月30日). 2020年1月4日閲覧。
  26. ^ 【会見全文】唐澤志陽が島谷常寛の持つBBW無差別級王座奪取を宣言し「RIZIN出場を目指す」と意気込み!第2回セクシーボディコンテストは前回大会の大好評を受け大規模開催へ!”. バトル・ニュース (2022年3月24日). 2022年3月26日閲覧。
  27. ^ BBJ4周年大会で唐澤がスーパーボディ級王座初戴冠!DPGがタッグ王座を奪取しダンカン総帥が高笑い!男子セクシーコンテストで男色ディーノが大暴走!”. バトル・ニュース (2022年7月14日). 2022年9月15日閲覧。
  28. ^ 勉強の合間にできちゃう! お手軽座りながらエクササイズ!”. リクナビ進学 (2015年4月27日). 2016年10月29日閲覧。
  29. ^ ニコプロpresentsハードヒット「KEJIME」”. ハードヒット (2018年12月29日). 2019年1月6日閲覧。
  30. ^ REPORTS [RISE シンダム・M16ムエタイスタイル、メインで判定勝ち:12.14 大森]”. バウトレビュー (2014年12月16日). 2016年2月5日閲覧。
  31. ^ https://senseiportal.com/events/38178
  32. ^ 2017年2月13日発行、たこ焼きマシン.com刊「ローカルプロレスラー図鑑2017」34頁

関連リンク

[編集]