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ゴムひも

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ゴムひも(ゴム紐)は、ゴムあるいは伸縮糸を丸打ちあるいは平打ちして加工したである[1]イラスティック(英語:Elastic、Elastic cord)とも呼ばれ、主に洋裁などに使われる。

概要

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洋裁用の製品としては、丸ゴム、ウエスト用ゴム、肌着用ゴムなどがある[1]。よく伸縮することと簡単にはのびきらないことが良いゴムひもの第一の条件であるが、手芸用や髪どめ用など、カラフルかつ多様なデザインのゴムひもも存在する。

また、自動車自転車二輪車の荷台に荷物をくくりつけるため、ある程度の太さと強度を持たせたものも販売されている。これは「ゴムロープ」などとも呼ばれ、二輪車でもツーリングネットなどの他の積載手段と比べて非常に安価であることから、幅広く用いられている。

その他

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はじいたときの衝撃が緩和されるため、ゴムとびに利用する子供も多い。

1970年代までは、押し売りが商う商品の代名詞でもあった。

日本のお笑いコンビ・ゆーとぴあは1970年代から80年代にかけ、極太ゴムひもを使ったゴムパッチン芸で一躍脚光を浴びた。

ニュージーランドの方言でゴムひものことをバンジー(英:Bungee)と呼び、フック付きの髪どめ用ゴムひもなどを、バンジーフック(英:Bungee-Hook)、また、引っ掛け金具(フック)付きゴムロープのことをバンジーコード(英:Bungee cord)と呼ばれる。

脚注

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  1. ^ a b 『繊維の百科事典』 丸善、2002年