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フウチョウ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フウチョウ科
動物園のアカカザリフウチョウ
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
亜目 : スズメ亜目 Passeri
上科 : カラス上科 Corvoidea
: フウチョウ科 Paradisaeidae
学名
Paradisaeidae
Swainson, 1825
英名
Bird-of-paradise

フウチョウ科(フウチョウか、Paradisaeidae)は、鳥類スズメ目の科である。フウチョウ(風鳥)と総称され、ゴクラクチョウ(極楽鳥)の別名でも知られる。17属に45種が分類されており、ほとんどの種はインドネシア東部、パプアニューギニアオーストラリア東部に分布する。雄はその特徴的な羽毛からよく知られており、ほとんどの種が性的二形を示す。雄は、翼、尾、頭から非常に長く精巧な羽毛が伸びる。密林に生息する種が多く、食事は主に果物だが、節足動物も食べる。一夫一婦制からレック型一夫多妻制まで、さまざまな繁殖方法がある。多くの種が狩猟や生息地の喪失によって絶滅の危機に瀕している。

分類

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1825年にイギリス博物学者であるウィリアム・ジョン・スウェインソンによって、フウチョウ属 Paradisaea を基準属として設立された[1]。フウチョウ属はカール・フォン・リンネによって『自然の体系英語版』の中で記載され、リンネは ParadiseaParadisaea の両方を用いたが[2]、2012年の動物命名法国際審議会において Paradisea は廃止された[3][4]。本科の命名者はアイルランド動物学者である ニコラス・アイルワード・ヴィゴース英語版とされていたが[5]、ヴィゴースはクィナリア・システム英語版という分類体系を採用しており、彼の用いた Paradisaeae は科名として使用されることを意図していなかった[4][6]。長年ニワシドリ科と近縁であるとされてきたが、現在は両科ともにカラス小目に分類されるものの、遠縁であると考えられている。本科に最も近い分類群はカラス科カササギヒタキ科オオツチスドリ科であるという見解もある[7]Sibley & Ahlquist (1990) ではフウチョウ族 Paradisaeini とされ(ただしフウチョウモドキ亜科・クロチメドリ属を含む)、カラス亜科に分類されていた。カラス上科の中でフウチョウ科など7科が単系統を形成するが、それらの系統関係は不確実である。フウチョウ科・モズ科 Laniidaeオオツチスドリ科 Corcoracidae が単系統をなす[8]、もしくはフウチョウ科とカササギヒタキ科 Monarchidae が近縁である(ただしモズ科はサンプリングされていない)[9]とする説がある。

2009年に行われたミトコンドリアDNAに基づく系統解析では、これまでの推定よりも早い2400万年前に出現したと推定された。この研究では本科を5つの分岐群(クレード)に分けた。Clade Aにはカラスフウチョウテリカラスフウチョウ属英語版(現在はナキカラスフウチョウが独立)が含まれ、その他のすべての分岐群との分岐は1000万年前とされた。Clade Bにはカンザシフウチョウ属英語版フキナガシフウチョウが含まれる。Clade Cには暫定的にジュウニセンフウチョウカマハシフウチョウ属英語版シロハタフウチョウウロコフウチョウ属英語版カタカケフウチョウが含まれるが、一部は疑わしい。Clade Dにはオナガカマハシフウチョウ属英語版キヅノフウチョウ属英語版オナガフウチョウ属英語版が含まれる。Clade Eにはミノフウチョウ属英語版ヒヨクドリ英語版フウチョウ属英語版(現在はアオフウチョウが独立)が含まれる[10]

本科の範囲も改訂の対象となっており、フウチョウモドキ亜科 Cnemophilinae とされたカンムリフウチョウモドキ属英語版ツノハシフウチョウモドキ英語版は大きく離れた別系統であり、カンムリフウチョウモドキ科英語版として分離された[11]。フウチョウ科自体から外す説もあったハナガオフウチョウ英語版 は、系統的に大きく離れたミツスイ科に移された。ニューギニアに生息するクロチメドリ科英語版Sibley & Ahlquist (1987) ではフウチョウ科(+フウチョウモドキ科)の基底だとされたが[12]、現在は本科と比較的近いオオツチスドリ科に近縁とされる[7][8]フィジーに生息するビロードムシクイ属英語版は本科に近縁とされていたが、近年はオウギビタキ科に分類されている[13]。Mayr (1962) では2亜科に分けられ、彼はフウチョウモドキ亜科以外の全種ををフウチョウ亜科 Paradisaeinae とした。ただし、manucode と総称されるテリカラスフウチョウ属 Manucodiaナキカラスフウチョウ Phonygammus をその基底群とし、独立したテリカラスフウチョウ亜科 Manucodinae とする説もあった。実際の系統ではそれらはカラスフウチョウ Lycocorax と共にフウチョウ科の基底群 Clade A を作る。

系統

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属レベルの系統はMartin Irestedtらによって決定された[10][14]

フウチョウ科

カラスフウチョウ属英語版 (2種)

ナキカラスフウチョウ

テリカラスフウチョウ属英語版 (5種)

フキナガシフウチョウ

カンザシフウチョウ属英語版 (6種)

ジュウニセンフウチョウ

カマハシフウチョウ属英語版 (2種)

シロハタフウチョウ

カタカケフウチョウ属英語版 (3種)

ウロコフウチョウ属英語版 (4種)

オナガカマハシフウチョウ属英語版 (2種)

キヅノフウチョウ属英語版 (2種)

オナガフウチョウ属英語版 (5種)

ヒヨクドリ英語版

ミノフウチョウ属英語版 (2種)

アオフウチョウ

フウチョウ属英語版 (6種)

下位分類

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国際鳥類学会議(IOC)によると、17属に45種が分類される[15]

雑種

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外見が似ており生息域が重複している場合、別種同士が同種と勘違いして交雑が発生することがある[16]エルヴィン・シュトレーゼマンは、記載されている種の多くが非常に希少である理由として、交雑が存在していると気付き、多くの標本を調査し、1920年代から1930年代にかけて、自身の仮説に関する論文をいくつか発表した。19世紀後半から20世紀初頭に記載された種の多くは現在では交雑種であると考えられているが、いまだに議論の余地がある種もいくつか存在する[17]

形態

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チャイロカマハシフウチョウは湾曲した嘴を持つ。

カラス科と近縁である。体重50g、体長15cmのヒヨクドリから、体長44cm、体重430gのチヂレゲカラスフウチョウまで、大きさは様々である。尾が長いオナガカマハシフウチョウは、全長110cmと最も長い種である。ほとんどの種で雄の尾は雌の尾よりも大きく長く、その差は様々である。翼は丸みを帯びており、種によっては音を出すために雄の翼の構造が変化している。の形に関しては、科内でもかなりの変異がある。カマハシフウチョウやウロコフウチョウのように長く曲がっているものもあれば、オナガフウチョウのように小さく細いものもある。体の大きさと同様に、嘴の大きさも性的二形があるが、昆虫を食べる種では雌の嘴が雄よりも大きい種が多い[7]

雌雄間の羽毛の差異は、繁殖と密接に関係している。一夫一婦制のカラスフウチョウ類は、雌雄で羽毛の違いが無い。一夫多妻制のキヅノフウチョウ属も同様である。これらの種は黒色の羽毛に、緑色と青色がさまざまな程度混じっている。羽毛に差異がある種では、明るく魅力的な色で、美しい飾り羽を持つ雄とは異なり、雌は生息地に溶け込むように地味な色をしている。これらの種の若い雄は雌のような羽毛を持ち、性成熟には長い時間がかかり、完全な成鳥の羽毛になるまでには最大7年かかる。これにより、若い雄はより地味な色となって捕食者から保護され、成鳥の雄からの敵意も軽減される[7]

分布と生息地

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オーストラリア区熱帯に生息し、特にニューギニア島には多数の固有種が生息する。カラスフウチョウとシロハタフウチョウはニューギニア島西部のマルク諸島固有種であり、その他のすべての属がニューギニア島に分布している。フウチョウ属のうち、2種はオーストラリア東部の沿岸林に固有で、1種はオーストラリアとニューギニアの両方に生息し、1種はニューギニアにのみ生息する。ナキカラスフウチョウはクイーンズランド州最北部にも生息する。多くの種は分布域が非常に狭く、山地林に固有のオナガカマハシフウチョウ、島嶼部に固有のアカミノフウチョウなど、生息環境が限定されている種である[7]

多くの種は熱帯雨林湿地雲霧林などに生息し[7]、ほぼ全ての種が樹上で単独生活を行う[18]。沿岸のマングローブ林では数種が記録されている[19]。ウロコフウチョウは亜熱帯および温帯の湿潤林に生息する。カラスフウチョウ類は様々な生息地に適応し、テリカラスフウチョウは森林と開けたサバンナの両方に生息する[7]。山地林は最も一般的な生息地で、30種が標高1000-2000m帯に生息している[19]

生態と行動

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食性

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フカノキ属英語版の実はオジロオナガフウチョウの重要な餌である。

主に果実節足動物を食べるが、少量のや小型の脊椎動物も食べる。食性は種によって異なり、果物が主である種もあれば、節足動物が主である種もある。食性は行動に影響しており、果実食の種は森林の樹冠で餌をとる傾向にあり、昆虫食の種は中層より低い場所で餌をとる傾向にある。果実食の種は昆虫食の種よりも社会性が高く、昆虫食の種はより孤独で縄張り意識が強い[7]

主に昆虫を食べる種であっても、大量の果実を食べる。種子を消化しないため、ニューギニアの森林では重要な種子散布者である。果実を食べる種は、果実を探して広範囲に移動する。果実のなる木では他の果実を食べる種と合流することもあるが、それ以外では他の種と関わることはなく、他の種と長く一緒にいることもない。果実は空中ではなく、木に止まって食べる。足を道具のように使って、特定の豆果を取り出すことができる。種によって果実の選択にはある程度の差別化があり、どの種も限られた種類の果実しか食べない。ナキカラスフウチョウとアオムネカラスフウチョウはほとんどイチジク属を食べ、タンビカンザシフウチョウは主にベリーを、カタカケフウチョウとアカカザリフウチョウは主に豆果を食べる[7]

繁殖と成長

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求愛ディスプレイをするコウロコフウチョウの雄

ほとんどの種は複雑な繁殖を行い、フウチョウ属など少なくとも8種がレック繁殖英語版を行う[20][21]。ヒヨクドリやカンザシフウチョウ属などは、高度に儀式化された求愛ダンスを行う。雌の好みは雄の求愛行動にとって非常に重要であり、音、色、行動といった装飾的な組み合わせの進化を促進している[22]。性的二形のある種では一夫多妻であるが、一夫一婦の種も存在する。これらの鳥類では交雑が頻繁に起こるため、一夫多妻性の種は別の属であるにもかかわらず、非常に近縁であることが示されている。過去には多くの雑種が新種として記載されており[23]Rothschild's lobe-billed bird-of-paradiseなどが有効であるかどうかについては疑問が残る[24]

木の枝分かれ部分にシダなどの柔らかい素材を敷いて巣を作る[25]。産卵数は種によって異なり、不明な点もある。大型種では基本的に1個で、小型種では2-3個の卵を産むこともある[26]。卵は16-22日後に孵化し、幼鳥は16-30日で巣立つ[25]

人との関わり

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オオフウチョウの雄

パプアニューギニアの国旗には、雄のフウチョウが描かれており、パプアニューギニアでは国鳥とされている[27]。ニューギニアでは、衣装や儀式にフウチョウの羽がよく使われており、ヨーロッパでは過去数世紀にわたり、女性用帽子の装飾として人気があった。羽を目的とした狩猟や生息地の破壊により、一部の種は絶滅危惧種に指定されている。現在では森林破壊による生息地の破壊が主な脅威となっている[7]。フウチョウの羽はネパールの国王の冠にも使用されていた。

最もよく知られているのはフウチョウ属で、タイプ種であるオオフウチョウが含まれる。この種は16世紀初頭の交易遠征でヨーロッパに持ち帰られた標本から記載された。これらの標本は、装飾品として使用できるように、現地の交易業者によって翼と足が取り除かれていた。探検家たちはこれを知らなかったため、多くの伝説が生まれた。フウチョウは神話上のフェニックスであると考えられたこともあった。標本には足と翼がない場合が多かったため、フウチョウは着陸することはなく、羽毛によって常に空中に浮かんでいると信じられていた。これらの標本に最初に遭遇したヨーロッパ人は、地球一周を行ったフェルディナンド・マゼランの一行であった[28]アントニオ・ピガフェッタは「人々はこれらの鳥は地上の楽園から来たと語り、bolon diuata、つまり『神の鳥』と呼んでいた」と書いている[29]。これが「極楽鳥」という名前と、種小名「apoda(足がない)」の由来である[30]マクシミリアヌス・トランシルヴァーノ英語版の別の記述では、Manucodiataの変化したMamuco Diataという語が使用されており、これは19世紀までフウチョウを表す言葉であった。風を餌にしていると考えられたことからフウチョウ(風鳥)と呼ばれるようになった。

バードウォッチング

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近年、インターネット上でフウチョウの写真や動画が見られるようになり、世界中のバードウォッチャーの関心が高まっている。多くのバードウォッチャーがイリアンジャヤを訪れ、ラジャ・アンパット諸島の アカミノフウチョウやベニフウチョウ、西パプア州の森林地帯のコフウチョウ、オオウロコフウチョウ、ヒヨクドリ、カタカケフウチョウ[31]、キンミノフウチョウなど、様々な種類のフウチョウを観察している。この活動により、フウチョウの狩猟に携わる地元の村人の数が大幅に減少している。

狩猟

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フウチョウの狩猟は、おそらく人類の定住が始まった頃から、長い間行われてきた[32]。頻繁に狩猟される種では、雄が装飾にされる羽毛が生える前から交尾を始めることがある。数百年にわたる狩猟圧力に対し、個体数を維持するための適応である可能性がある[33]

博物学者・探検家のアルフレッド・ラッセル・ウォレスは6年間マレー諸島の探検を行い、その記録を同名の書籍に残している。彼の探検隊は、オオフウチョウ、ヒヨクドリ、ジュウニセンフウチョウ、カタカケフウチョウ、ベニフウチョウ、カンザシフウチョウなど、多くの標本を狩猟し、収集して記述した[34]

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、帽子用の羽毛を供給するための狩猟が盛んに行われていたが[35]、今日では地元の部族の儀式のために持続可能なレベルでの狩猟が許可されているのみで、基本的に法的な保護がされている。フキナガシフウチョウの羽毛は、古いニワシドリの巣から採取することが奨励されている。

出典

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関連項目

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