コメ兵ホールディングス
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KOMEHYO本店本館 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須三丁目25番31号 北緯35度9分33.3秒 東経136度54分6.8秒 / 北緯35.159250度 東経136.901889度座標: 北緯35度9分33.3秒 東経136度54分6.8秒 / 北緯35.159250度 東経136.901889度 |
設立 |
1979年(昭和54年)5月4日 (株式会社米兵) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 2180001036008 |
事業内容 | グループ全体の経営企画・管理・マーケティング及び不動産事業 |
代表者 |
代表取締役社長執行役員 石原 卓児 専務取締役執行役員 沢田 登志雄 |
資本金 | 18億378万円 |
発行済株式総数 | 1125万7000株 |
売上高 |
連結:575億1,032万7千円 単体:483億772万2千円 2020年3月期 |
純利益 |
連結:△2億3,420万4千円 単体:2億5,490万5千円 2020年3月期 |
純資産 |
連結:191億8,990万9千円 単体:182億2,619万6千円 2020年3月期 |
総資産 |
連結:356億1,198万8千円 単体:286億6,874万1千円 2020年3月期 |
従業員数 |
連結:944名 単体:535名 2020年3月期 |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 監査法人東海会計社 |
主要株主 |
株式会社KI 8.42% 株式会社I-BELIEVE 8.03% 株式会社YSS 6.63% 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.89% コメ兵社員持株会 3.52% 株式会社TMS 3.11% 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)3.09% 個人3名計 8.99% |
主要子会社 | 関連会社の項目を参照 |
外部リンク | https://komehyohds.com/ |
特記事項:創業 1947年 経営指標は、第42期有価証券報告書を参照 主要株主欄における第7~10位の株主は、個人名のため合計数を表示する |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須三丁目25番31号[1] |
設立 |
2020年(令和2年)5月 (株式会社コメ兵分割準備会社)[1][2] |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 2180001141237 |
代表者 | 代表取締役社長 石原 卓児[1] |
資本金 | 1億円[1] |
決算期 | 3月31日[1] |
主要株主 | 株式会社コメ兵ホールディングス |
外部リンク | https://www.komehyo.co.jp/ |
株式会社コメ兵ホールディングス(英: Komehyo Holdings Co .,Ltd.)は、愛知県名古屋市中区大須三丁目25番31号に本社・本店を置く日本の持株会社。
日本最大級のリサイクルショップ(コメ兵、KOMEHYO)を運営する、KOMEHYOグループを子会社に置く。東京証券取引所スタンダード市場と名古屋証券取引所メイン市場に上場している。
概説
[編集]昔の屋号が米兵だったことが社名の由来[3]で、愛知県半田市にある米穀店「米兵」は本家筋に当たる[3]。米軍と関係があるかのように勘違いされる(表記をカタカナに改めた理由の一つとされる)ことがあるが、無関係である。
当初は愛知県内を中心に、中部地区で店舗を運営していた。1990年代後半以降は、関東・関西・中国・九州地区にも順次出店。日本国内でインバウンド消費の動きが高まった2010年代の中盤に業績を伸ばしたほか、2016年12月の時点で41店舗を運営していた。しかし、同年4 - 12月のインバウンド関連の売上高が前年同期比で4割減少したことなどを背景に、2017年1月から店舗網の再編に着手。中・小規模の不採算店の閉鎖を進めるかたわら、名古屋・東京・大阪の都市部に大・中規模の店舗を新たに出したうえで、商品や人員を新設の店舗に集約させる[4]。
アジア圏で海外出店にも乗り出している[5]
2020年10月1日付で営んでいたブランド・ファッション事業を(新)株式会社コメ兵[注 1]へ承継すると共に、株式会社コメ兵ホールディングスへ商号変更。これをもって、持株会社体制へ移行した[6]。
テレビCM
[編集]画面に「米兵」の文字を大きく表示して、男声で「いらんものは、コメヒョーへ売ろう!」とナレーションを入れただけの非常にシンプルな5秒CMで愛知県では高い知名度を得る。当初は一枚画だったがその後CGになった。
1980年代末から、CMの構成を徐々に変更。まず「いらんものは」と「コメヒョー…」との間に女声で「ぜ〜んぶ」と入るようになった。次いで、15秒間の、童謡『グッドバイ』冒頭と同じリズム・微妙に異なるメロディで同じ歌詞を歌うCMが登場した(グッド売買という意味。当時店舗はグッド売ショップというキャッチフレーズであった)。この時点ではまだ「コメヒョーへ売ろう!」という文句は健在だった。
1990年代頃は清水アキラ、秋野暢子、樹木希林、ニューロティカなどのタレントやロックバンドを起用したCMが作られ、話題となった。
その後「米(粒)」と「ヒョウ」を基にしたアニメキャラクターで広告を展開していたが、2010年8月より堤幸彦監督による新CMで「いらんモノはコメ兵へ売ろう!」のキャッチコピーが復活した。名古屋・東京・大阪でバージョン違いのCMが計3パターン作られ堤本人も出演している[7]。
沿革
[編集]- 1947年 - 愛知県名古屋市大須に古着屋として出店創業[8]
- 1951年 - 合資会社米兵として法人化[8]
- 1970年 - 現在の本社所在地(名古屋市中区大須3-25-31)に本店移転。
- 1973年 - “いらんものは米兵へ売ろう”のキャッチフレーズを使用したラジオCM 、TVスポットCMをスタート(約15年間、このキャッチフレーズを使用)。
- 1977年 - 大須・大須観音通(名古屋市中区)にオーディオ等の家電製品を扱う米兵2号店(現・KOMEHYOきもの館)をオープン。
- 1979年 - 株式会社に改組[8]
- 1987年 - 株式会社コメ兵に商号変更[8]
- 1996年3月 - 東京に買取センターを出店[8](東京に初めて進出)
- 2003年9月12日 - JASDAQに上場(証券コード:2780)[8]
- 2004年12月21日 - 東京証券取引所第2部と名古屋証券取引所第2部に株式上場[8]
- 2010年2月27日 - 新業態である「LINK SMILE(リンクスマイル)」の1号店を名古屋市緑区にオープン[8][9]。
- 2012年
- 2013年5月 - 株式会社オートパーツKOMEHYOを設立(現:株式会社オートパーツ ジャパン)[8]。
- 2017年
- 2018年
- 2019年
- 2020年
- 2022年8月17日 - 株式会社セルビーの全株式を取得し、子会社化[17]。
- 2024年
- 4月3日 - 子会社の株式会社K-ブランドオフが株式会社RECLOの全株式を取得し、子会社化[18]。
- 10月23日 - 株式会社アールケイエンタープライズの全株式を取得し、子会社化[19]。
- 11月1日 - 株式会社コメ兵が株式会社カジ・コーポレーションより株式会社Rs-JAPANの全株式を取得し、子会社化[20][21]。
- 2025年2月1日 - 株式会社コメ兵が子会社化した株式会社Rs-JAPANおよび株式会社KOMEHYOオークションを吸収合併(予定)[22]。
KOMEHYOグループ店舗
[編集]- 名古屋・中部地区
- 名古屋本店(名古屋市中区大須)
- 本館 - 2012年10月19日にリニューアル
- きもの館
- カメラ・楽器館
- Yen=g(エングラム)
- 名駅店(名古屋市中村区、2017年5月27日開店)
- 名駅サンロード店(名古屋市中村区、2013年7月25日開店、名古屋地下街サンロード内)
- 栄セントラルパーク店(名古屋市中区錦、2015年4月29日開店、セントラルパーク地下街内)
- 豊田店(愛知県豊田市、トヨタ生協メグリア本店2階)
- USED MARKET 守山四軒家店(名古屋市守山区白山)
- USED MARKET 稲沢店(愛知県稲沢市)
- USED MARKET 長野店(長野県長野市、2012年8月4日開店、MEGAドン・キホーテ長野店2階)
- 関東地区
- 新宿店(東京都新宿区、B1階~8階のフロア構成で買取センターはB1階)
- 新宿店 ANNEX(東京都新宿区、2017年5月19日開店、らんざんビルB1階~4階)
- 銀座店(東京都中央区、2011年1月22日開店、有楽町店からの移転、みゆきビル1階~4階、買取センターは4階)
- 青山店(東京都港区、2011年10月29日開店、南青山橋本ビル1階、買取センターも1階)
- 自由が丘店(東京都目黒区、2015年11月27日開店、芳紫苑御園ビル1階)
- 町田店(東京都町田市、2013年8月2日開店)
- 買取センター新宿南口(東京都新宿区、2016年5月28日開店、森本ビル1階・2階)
- 買取センター渋谷(東京都渋谷区、ANNEX・渋谷三善第3ビル1階・2階・7階)
- 買取センター池袋西口(東京都豊島区、2015年7月17日開店)
- 買取センター有楽町(東京都千代田区、東京交通会館2階)
- 買取センター吉祥寺(東京都武蔵野市、ルルビル2階)
- 買取センター立川北口(東京都立川市、2015年9月18日開店)
- 大宮東口店(さいたま市大宮区、2012年7月20日開店、ライズBLD.1階、買取センターも1階)
- 柏東口店(千葉県柏市、2013年7月25日開店、柏駅前第一ビル2階・3階)
- 買取センター横浜西口(神奈川県横浜市西区、コウノビル1階・2階)
- 関西地区
- 京都新京極店(京都市中京区、2014年2月6日開店)
- 心斎橋店(大阪市中央区、ラ・シーンビル1階~3階、買取センターは3階)
- ホワイティうめだ店(大阪市北区、2012年8月30日開店、イーストモール新御堂)
- あべの店(大阪市阿倍野区、2014年8月8日開店、阿倍野筋商店街)
- 神戸三宮店(兵庫県神戸市中央区、2008年7月に旧・神戸元町店から移転、ヨシマツビル1階、買取センターも1階)
- 梅田店(大阪市北区、2017年2月16日開店、OSAKA・UK GATE1階~3階、西日本では最大規模の店舗)
- 中国地区
- 九州地区
- 閉店店舗
- 道玄坂店(東京都渋谷区、2007年6月12日閉店、買取センターのみの店舗)
- 有楽町店(東京都千代田区、2011年1月16日閉店、有楽町インフォス1階、買取センターも1階)
- 名古屋店アメカジ館(名古屋店本館リニューアルに伴い本館5階に移転)
- 買取センター原宿(東京都渋谷区、2016年5月15日開店、ハナエビル1階)
- USED MARKET 大須店(名古屋市中区、2017年1月22日閉店、See-Stepビル1階)
- 買取センター大須(名古屋店本館に統合)
- なんばウォーク店(大阪市中央区、2017年1月31日開店、なんばウォーク2番街北通り)
- 神戸元町店(神戸市中央区、2017年1月31日開店・2代目店舗、フミヤ元町ビル1階・3階)
- 渋谷公園通り店(渋谷区、2014年5月31日開店、アトラス渋谷公園通り1階・2階、かつては1階に買取センターを設けていた、2016年10月1日からレディースアイテム専門店へ転換したが、2017年3月31日に閉店)
- キャナルシティ博多店(福岡市博多区、2015年10月1日開店、キャナルシティ博多サウスビル2階、2017年5月28日閉店)
LINK SMILE
[編集]LINK SMILE(リンクスマイル)は、衣料品を中心に扱う郊外型のリユースショップ。
閉店店舗
- 春日井柏原店(愛知県春日井市)
- イオンモール名古屋みなと店(名古屋市港区)
- ヨシヅヤ名古屋名西店(名古屋市西区)
urca jewel
[編集]urca jewel(ウルカジュエル)は、宝石を中心に扱うリユースショップ。
フリマアプリ
[編集]「KANTE(カンテ)」は、2017年11月7日にリリースされたフリマアプリ[12]。
ブランド品専門でコメ兵の鑑定士による真贋判定サービスが付帯する[12]。また、買い手がつかなかった商品に関してはコメ兵の買取サービスを利用することで売り切ることができる[12]。
関連会社
[編集]- ブランド・ファッション事業
- 株式会社コメ兵
- 株式会社KOMEHYOオークション
- KOMEHYO HONG KONG LIMITED(香港)
- 株式会社イヴコーポレーション
- 株式会社シエルマン
- 株式会社K-ブランドオフ
- 株式会社RECLO
- BRAND OFF LIMITED(香港)
- 名流國際名品股分有限公司(台湾)
- 株式会社セルビー
- 株式会社アールケイエンタープライズ
- 北京華夏高名薈商貿有限公司(中国) - 解散及び精算
- タイヤ・ホイール事業
- 株式会社クラフト
- 株式会社オートパーツ ジャパン
- 株式会社フォーバイフォーエンジニアリングサービス
- その他
- 株式会社コメヒョウルークス(特例子会社)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 株式会社コメ兵分割準備会社より社名変更
- ^ 2019年10月に設立された事業承継の為の準備会社
- ^ KOMEHYO HONG KONG LIMITEDとSaha Pathana Inter-Holding Public Company Limitedとの合併会社
出典
[編集]- ^ a b c d e “会社分割による持株会社体制への移行完了に関するお知らせ” (PDF). 株式会社コメ兵ホールディングス (2020年10月2日). 2020年10月24日閲覧。
- ^ “グループ企業一覧”. 株式会社コメ兵ホールディングス (2020年10月2日). 2020年10月24日閲覧。
- ^ a b “どうしてこめひょう?”. コメ兵. 2015年8月20日閲覧。
- ^ “コメ兵、店舗2割閉鎖 訪日客の消費失速響く”. 日本経済新聞ニュースサイト (2017年2月10日). 2017年2月17日閲覧。
- ^ a b c 「コメ兵、海外進出に本格照準 バンコクに初出店」日本経済新聞 電子版(2019年11月19日)2020年1月17日閲覧
- ^ “株式会社コメ兵ホールディングス設立及び持株会社体制として始動”. PR TIMES. 2020年10月16日閲覧。
- ^ “「いらんものは、コメ兵へ売ろう!」映画監督の堤幸彦制作によるコメ兵のCMが放送開始”. RBB TODAY (2010年8月16日). 2015年8月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “有価証券報告書-第41期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)”. EDINET. 2019年12月5日閲覧。
- ^ “コメ兵、郊外に衣料品を中心としたリユースショップを初出店!~女性にうれしい古着屋さん『LINK SMILE』を2月27日オープン~”. @Press (2010年2月15日). 2015年8月20日閲覧。
- ^ “株式会社クラフトの株式取得(100%子会社化)に関するお知らせ” (PDF). コメ兵. 2015年8月20日閲覧。
- ^ “楽天ポイントカードの利用開始時期について”. コメ兵 (2016年9月19日). 2017年2月17日閲覧。
- ^ a b c d “コメ兵、ブランド特化のフリマアプリ「KANTE」を公開--売れなければ買取”. CNET Japan (2017年11月8日). 2017年11月8日閲覧。
- ^ “株式会社イヴコーポレーション及び株式会社アークマーケティングジャパンの株式取得(100%子会社化)に関するお知らせ” (PDF). 株式会社コメ兵 (2017年12月15日). 2017年12月25日閲覧。
- ^ “「コメ兵」が企業買収を加速する理由とは”. M&A Online. 株式会社ストライク (2019年10月30日). 2019年12月5日閲覧。
- ^ “株式会社ブランドオフとのスポンサー支援に関する最終契約書の締結及び当社子会社における吸収分割契約締結に関するお知らせ” (PDF). 株式会社コメ兵 (2019年10月25日). 2019年12月5日閲覧。
- ^ “株式会社コメ兵ホールディングス設立及び持株会社体制として始動”. PR TIMES. 2020年10月2日閲覧。
- ^ “コメ兵ホールディングス<2780>、中古宝飾品買い取り・販売のセルビーを子会社化”. M&A Online. 株式会社ストライク (2022年8月17日). 2022年8月17日閲覧。
- ^ “コメ兵ホールディングス<2780>、中古ブランド品買い取り・販売サイト運営のRECLOを子会社化”. M&A Online. 株式会社ストライク (2024年4月3日). 2024年4月5日閲覧。
- ^ “コメ兵ホールディングス<2780>、中古ブランド品販売・買い取りのアールケイエンタープライズを子会社化”. M&A Online. 株式会社ストライク (2024年9月25日). 2024年9月30日閲覧。
- ^ “コメ兵ホールディングス<2780>、中古ブランド品買い取り・卸販売のRs‐JAPANを子会社化”. M&A Online. 株式会社ストライク (2024年9月30日). 2024年10月1日閲覧。
- ^ “当社連結子会社による株式取得(孫会社化)のお知らせ” (PDF). 株式会社コメ兵ホールディングス (2024年9月30日). 2024年10月1日閲覧。
- ^ “当社グループの再編に関するお知らせ” (PDF). 株式会社コメ兵ホールディングス (2024年9月30日). 2024年10月1日閲覧。