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キャラサミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
萌えキャラ学会
キャラサミ
設立 2014年8月8日
活動地域 日本の旗 日本
主眼 萌えキャラの運営者同士でキャラクターの運用に関わる知識を共有し、日本におけるサブカルチャーの発展に寄与する
活動内容 コンベンションの開催及び会員同士によるコラボレーション活動の支援
会員数 102(キャラクター)
ウェブサイト http://charactersummit.com/
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キャラサミは、萌えキャラクターとその運営者を集め、横の繋がりを強化し、現代のサブカルチャーを発展すべく設立された日本の団体[1]である。正式名称を「萌えキャラ学会[2]と称し、(自称)萌えキャラ学会、キャラクター・サミットとも通称される。キャラサミは、通称の省略形に過ぎない点に注意されたい。

概要

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神戸新聞社の求人広告より派生した、いまいち萌えない娘や、東北ずん子の運営関係者らが発起者となり、地域に根ざす、あらゆる萌えキャラ達を応援するためのプロジェクトとして、2014年に発足した団体である。

地域振興を担う萌えキャラに限らず、企業や自治体の萌えキャラも加盟対象に含まれる。しかしながら、加盟を申請するプロセス[注 1]自体は難しくないものの、承認を受けるには複数の条件を全て満たす必要があり、条件を満たしても、会員として相応しくない場合は承認されない場合もある。具体的には、TINAMIによると、全国に点在する、いわゆるご当地キャラクターは2017年現在で3000体を超え[注 2][3]学研ホールディングスにより開催された、2016年度の萌えキャラグランプリ[4]においてエントリーされた著名な萌えキャラに限定しても総勢200体を超える[5]状況の中、キャラサミに加盟しているキャラクターは、その僅か半数にも満たない。

参加資格

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加盟に必要とされる主な条件[6]は以下の通り。

  • 萌えキャラであること(自称含)
  • イラストが存在すること
  • 地域愛、キャラクター愛があること
  • ファンと交流できること
  • 公式なフェイスブックページ、または公式なウェブサイトが存在し、そこにキャラクターに関するプロフィール等を記載したページが存在すること
  • 然るべき団体によって運営されている(運営団体が存在する)こと
  • ウェブサイト内にて問合せ先が公開されていること

キャラサミに在籍するキャラクターには相互協力関係が築かれ、共同でイベントを開催するなど、積極的なコラボレーション活動が行なわれる。

名称

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キャラクターの運営者が互いに知恵を貸し合い、情報を供出、共有しつつ、キャラクターの運用手法について研究し、研鑽を高め、日本におけるサブカルチャーの発展を目指す組織であることから学会を冠する。しかしながら日本学術会議日本学術協力財団によって指定された、国の公的な学術団体ではなく、商業団体でもない。

SNSなどでは、もっぱら通称(キャラサミ)が用いられ、(自称)萌えキャラ学会による何らかの催しや、メディア上での表記を除き、学会名称で呼ばれる例は少ない。

会員

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キャラサミにおいては、会員が、運営者名ではなくキャラクター名で管理されている。

当然ながら、キャラクター1体につき運営者が1人とは限らないため、活動に参加している人間の数は決して少なくない。

むしろサブカルチャーを扱う学術団体としては大規模な組織と言える[誰?]

会員リストは外部サイトを参考のこと。また、Wikipediaに記事のあるキャラクターについてはCategory:キャラサミに記載がある。

年表

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  • 2014年平成26年)
    • 7月30日 - SNS上にて「#キャラサミ」タグが作成される[7]
    • 8月8日 - 神戸新聞社の萌えキャラマスコット、いまいち萌えない娘が(自称)萌えキャラ学会会則を公開[7]
    • 8月12日 - 学会設立[7]
    • 11月11日 - 第1回サミット 開催(東京都)[8][7]
    • 12月 - キャラサミ冬の陣 開催(東京都)[7]
  • 2015年(平成27年)
    • 1月15日 - 公式サイト開設[7]
    • 4月5日 - 全国萌えキャラフェスティバル2015(岐阜県大垣市)に出展[7]
    • 6月29日 - サブカルタイム☆さっぽろを共催(北海道札幌市)[7]
    • 11月15日 - せいか祭りのイベントSEIKAサブカルフェスタ2015内にてキャラサミ in SEIKAを開催(京都府精華町)[7]
  • 2016年(平成28年)11月20日 - せいか祭りのイベントSEIKAサブカルフェスタ2016内にてキャラサミ in SEIKA(第2回)を開催(京都府精華町)[7]
  • 2017年(平成29年)11月19日 - せいか祭りのイベントSEIKAサブカルフェスタ2017内にてキャラサミ in SEIKA(第3回)を開催(京都府精華町)[9]
  • 2018年(平成30年)11月18日 - せいか祭りのイベントSEIKAサブカルフェスタ2018内にてキャラサミ in SEIKA(第4回)を開催(京都府精華町) [9]
  • 2019年(令和元年)11月17日 - せいか祭りのイベントSEIKAサブカルフェスタ2019内にてキャラサミ in SEIKA(第5回)を開催(京都府精華町)[9]
  • 2021年(令和3年)11月21日 - SEIKAサブカルフェスタ2021内にてキャラサミ in SEIKA(第6回)を開催(京都府精華町)[10]

脚注

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注釈

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  1. ^ 厳密には加盟審査を請求するプロセス
  2. ^ ゆるキャラなども含む

出典

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  1. ^ 萌えおこしキャラ集まれ〜! 横断プロジェクト「(自称)萌えキャラ学会」が発足 ねとらぼ 2014年8月13日
  2. ^ 萌えキャラ学会公式ウェブサイト
  3. ^ ご当地キャラカタログ TINAMI
  4. ^ ニッポン最強の「萌えキャラ」がここに決定!? 「萌えキャラグランプリ2016」開幕! 2016年8月31日(水)よりエントリースタート!! PR TIMES 2016年8月31日
  5. ^ 最近登録されたキャラクター順 萌えキャラグランプリ2016
  6. ^ 参加資格 いまいち萌えない娘 ノート
  7. ^ a b c d e f g h i j 紫藤宗二 "キャラサミ年表" 2017年
  8. ^ 『第一回 自称萌えキャラ学会』に200名が集結! おたくま経済新聞 2014年11月24日
  9. ^ a b c "ヒストリー" (自称)萌えキャラ学会 2020年11月2日付Webバックマシーンによる 2025年1月11日閲覧
  10. ^ "タイムテーブルを公開" SEIKAサブカルフェスタX公式アカウント 2021年11月19日18:00投稿 2025年1月11日閲覧

関連項目

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外部リンク

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