カルロス・ブイトラゴ
基本情報 | |
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本名 | カルロス・アルベルト・ブイトラゴ・ロハス |
通称 | Chocorroncito(チョコロンシート) |
階級 | ミニマム級 |
身長 | 160.8cm[1] |
リーチ | 165.5cm[1] |
国籍 | ニカラグア |
誕生日 | 1991年12月16日(32歳) |
出身地 | マナグア |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 40 |
勝ち | 32 |
KO勝ち | 18 |
敗け | 6 |
引き分け | 1 |
無効試合 | 1 |
カルロス・ブイトラゴ(Carlos Alberto Buitrago Rojas、男性、1991年12月16日 - )は、ニカラグアのプロボクサー。マナグア出身。ローマン・ゴンサレスのチームに所属している。「チョコロンシート」(Chocorroncito) の愛称で親しまれている。
概要
[編集]アレクシス・アルゲリョが生前育てた最後の弟子でファン・パラシオスや、ゴンサレスからボクシングのイロハを学び強打や防御技術が成熟した。前進して来る相手にはアッパーを打ち込むなど、戦術にも長けている。
来歴
[編集]2008年6月20日、オスカル・ロペスとデビュー戦を行い、4回3-0(2者が38-37、39-36)の判定勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。
2008年8月23日、ホセ・カルバハルと対戦し、プロ初のKO勝ちとなる初回1分36秒TKO勝ちを収めた。
2008年12月13日、6ヵ月ぶりにオスカル・ロペスと対戦し、3回1分40秒TKO勝ちを収めた。
2009年6月6日、ホセ・マルティネスと対戦し、2回にマルティネスからダウンを奪ったもののKO勝ちには至らず6回3-0(3者とも60-53)の判定勝ちを収め連続KO勝ちは8でストップした。
2009年12月19日、マナグアにあるエスタディオ・ナシオナルにて、エドガル・ヒメネスとWBO世界ミニマム級ユース王座決定戦を行った。4回にダウンを奪われあわやTKO負け寸前まで追い詰められるが7回に一気にラッシュをかけレフェリーストップを呼び込むTKO勝ち。逆転で王座獲得に成功した。
2010年6月18日、エディ・スニガと対戦、スニガをコントロールし3-0の大差判定勝ち。WBOユース王座初防衛、WBAフェデセントロ王座獲得に成功した。
2010年10月30日、エディ・カストロと対戦し、偶然のバッティングにより2回無効試合となり初防衛はお預けとなった。
2010年11月25日、ホルレ・エストラーダと対戦し、6回2分25秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した。
2012年2月17日、WBO世界ミニマム級3位ガビエル・メンドーサとWBOラテンアメリカミニマム級王座決定戦で対戦し、3-0の大差判定勝ち。上位ランカーを完封し王座獲得に成功。ブイトラゴはこの勝利でWBO世界ミニマム級2位までランキングを上げた。
2013年7月20日、ユカタン州メリダにあるセントロ・デ・コンベンシオネス・ユカタン・シグロXXIで、WBO世界ミニマム級7位フリアン・イエドラスとWBO世界ミニマム級暫定王座決定戦で対戦し、終始試合をコントロールし続け、イエドラスの前身をアッパーで食い止めポイントを連取し3-0の大差判定勝ちで王座獲得に成功した[2]。試合後、この試合はWBOから暫定王座決定戦とは認められず、ノンタイトル12回戦として扱われた。
2013年11月30日、ケソンのアラネタ・コロシアムでWBO世界ミニマム級王者メルリト・サビーリョと対戦し、12回1-1(115-113、113-115、114-114)の判定で引き分けた為、王座獲得に失敗した[3]。
2014年10月1日、ブリーラム県のニュー・アイモバイル・スタジアムでヘッキー・ブドラーの正規王座認定に伴い空位となったWBA世界ミニマム級暫定王座決定戦でWBA世界ミニマム級6位のノックアウト・CPフレッシュマートと対戦。プロ初黒星となる12回0-3(3者とも113-115)の判定負けを喫しまたしても世界王座獲得に失敗した[4][5]。
2015年3月21日、チアパス州タパチュラのパレンケ・デ・ラ・フェリア・メソアメリカーナで元IBF世界ミニマム級王者マリオ・ロドリゲスとNABA北米ミニマム級王座決定戦を行い、4回に2度ダウンを奪って優位に進めて10回3-0(96-93、96.5-93、95.5-93)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[6]。
2016年2月3日、WBAはWBA世界ミニマム級暫定王者でWBA世界ミニマム級1位のノックアウト・CPフレッシュマートと再戦するよう指令を出した[7]。
2016年2月4日、上述の再戦指令に基づきチョンブリー県の市役所内特設会場でWBA世界ミニマム級暫定王者でWBA世界ミニマム級1位のノックアウト・CPフレッシュマートと1年4ヵ月ぶりに再戦したが、12回0-3(2者が111-117、109-119)の判定負けを喫しまたも王座獲得に失敗した[8][9]。
2017年12月7日、IBFは最新ランキングを発表し、ブイトラゴをIBF世界ミニマム級3位にランクインした[10]。
2017年12月31日、東京都大田区の大田区総合体育館でIBF世界ミニマム級王者の京口紘人と対戦し、8回2分28秒TKO負けを喫しまたも王座獲得に失敗した[11]。
2018年6月16日、サンファンのホセ・ミゲル・アグレロット・コロシアムにてWBO世界ライトフライ級王者のアンヘル・アコスタと対戦し、TKO負けを喫しまたも王座獲得に失敗した[12]。
2020年10月30日、カリフォルニア州インディのファンタジー・スプリングス・リゾート・カジノにてWBO世界ライトフライ級王者のエルウィン・ソトと対戦し、判定勝負けを喫し王座の獲得に失敗した[13]。
2021年8月14日、テキサス州フリスコにてWBO世界ミニマム級王者のウィルフレド・メンデスと対戦予定だったが、ブイトラゴが減量苦で脱水症状となり12日に試合中止となった[14]。
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 田口良一&京口紘人が予備検診、23日ダブル世界戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年7月21日
- ^ “ロマゴン2世”ブイトラゴ敵地で戴冠 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年7月21日
- ^ サビージョ、ブイトラゴと分ける ニエテスはKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2013年12月1日
- ^ Knockout CP Freshmart defeats Buitrago in Thailand WBA公式サイト 2014年10月1日
- ^ ノックアウト戴冠、ブイトラゴ初黒星 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年10月2日
- ^ “ポージョ”ロペスがTKO勝ち、WBA・SFe級暫定戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年3月22日
- ^ Freshmart and Buitrago Do It Again WBA公式サイト 2016年2月3日
- ^ Knockout CP Freshmart Retains Interim WBA Title WBA公式サイト 2016年2月4日
- ^ ラウンドアップ コバレフがWBO月間MVP Boxing News(ボクシングニュース) 2016年2月5日
- ^ IBF Ratings IBF公式サイト 2017年12月7日
- ^ 京口紘人がIBFミニマム級V1 攻め続けて8回TKO Boxing News(ボクシングニュース) 2017年12月31日
- ^ “Angel Acosta Stops Carlos Buitrago in Final Round, Retains Title”. Boxing Scene.com (2018年6月17日). 2019年6月27日閲覧。
- ^ “ミドル級進出のムンギア 6回負傷TKO勝ち WBO・L・フライ級王者ソトは判定でV2”. Boxing News(ボクシングニュース) (2020年10月31日). 2021年5月5日閲覧。
- ^ “Carlos Buitrago Unable To Make Weight, Title Fight With Wilfredo Mendez Pulled From Ortiz-Kavaliauskas”. Boxing Scene.com (2021年8月12日). 2021年9月13日閲覧。