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オリンピックのテコンドー競技

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オリンピックのテコンドー競技
統括団体 ワールドテコンドー (略称: WT)
種目数 8 (男子 4, 女子 4)
大会
※斜体文字は公開競技またはエキシビション

オリンピックのテコンドー競技(オリンピックのテコンドーきょうぎ)は近代オリンピックテコンドー1988年ソウルオリンピック1992年バルセロナオリンピックにおいて公開競技として実施され、2000年シドニーオリンピックより正式競技として実施されている。主管団体はワールドテコンドー

概要

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オリンピックでは、後記のとおり男女4階級ずつ全8階級で争われる。2012年ロンドンオリンピックまでは、特定の国(特に発祥地である韓国)がメダルを独占することを避けるため、1ヶ国につき男女2階級ずつ、最大4階級までしか出場できなかったが、2016年リオデジャネイロオリンピックからは、ランキングポイントにより出場権を獲得した選手については出場が制限されないことになった。

実施階級

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種目 / 年 00 04 08 12 16 20 24 合計
男子58 kg級 7
男子68 kg級 7
男子80 kg級 7
男子80 kg超級 7
女子49 kg級 7
女子57 kg級 7
女子67 kg級 7
女子67 kg超級 7
階級数 8 8 8 8 8 8 8

メダル獲得数の国別一覧

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国・地域
1 韓国 韓国 12 3 7 22
2 中国 中国 7 1 3 11
3 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 3 2 5 10
4 イギリス イギリス 2 3 4 9
5 メキシコ メキシコ 2 2 3 7
6 チャイニーズタイペイ チャイニーズタイペイ 2 1 6 9
7 イラン イラン 2 1 3 6
8 イタリア イタリア 2 1 1 4
ROC ROC 2 1 1 4
セルビア セルビア 2 1 1 4
11 スペイン スペイン 1 5 1 7
12 トルコ トルコ 1 3 5 9
13 ギリシャ ギリシャ 1 3 0 4
14 キューバ キューバ 1 2 3 6
タイ タイ 1 2 3 6
16 オーストラリア オーストラリア 1 1 0 2
ヨルダン ヨルダン 1 1 0 2
18 クロアチア クロアチア 1 0 4 5
19 アゼルバイジャン アゼルバイジャン 1 0 2 3
コートジボワール コートジボワール 1 0 2 3
21 アルゼンチン アルゼンチン 1 0 0 1
ウズベキスタン ウズベキスタン 1 0 0 1
23 フランス フランス 0 3 5 8
24 ロシア ロシア 0 2 2 4
25 ノルウェー ノルウェー 0 2 0 2
26 カナダ カナダ 0 1 1 2
ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 0 1 1 2
ドイツ ドイツ 0 1 1 2
チュニジア チュニジア 0 1 1 2
30 ガボン ガボン 0 1 0 1
北マケドニア 北マケドニア 0 1 0 1
ニジェール ニジェール 0 1 0 1
ベトナム ベトナム 0 1 0 1
34 エジプト エジプト 0 0 4 4
35 アフガニスタン アフガニスタン 0 0 2 2
ブラジル ブラジル 0 0 2 2
ベネズエラ ベネズエラ 0 0 2 2
38 コロンビア コロンビア 0 0 1 1
イスラエル イスラエル 0 0 1 1
日本 日本 0 0 1 1
カザフスタン カザフスタン 0 0 1 1
ナイジェリア ナイジェリア 0 0 1 1
48 48 80 176

参加国

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国・地域 / 年 00 04 08 12 16 20 合計
アフガニスタン アフガニスタン (AFG) 3
アルジェリア アルジェリア (ALG) 1
アルゼンチン アルゼンチン (ARG) 5
アルメニア アルメニア (ARM) 1
アルバ アルバ (ARU) 1
オーストラリア オーストラリア (AUS) 6
オーストリア オーストリア (AUT) 2
アゼルバイジャン アゼルバイジャン (AZE) 5
ベルギー ベルギー (BEL) 3
ベナン ベナン (BEN) 2
ボスニア・ヘルツェゴビナ ボスニア・ヘルツェゴビナ (BIH) 2
ベリーズ ベリーズ (BIZ) 1
ベラルーシ ベラルーシ (BLR) 1
ブラジル ブラジル (BRA) 6
ブルキナファソ ブルキナファソ (BUR) 1
中央アフリカ 中央アフリカ (CAF) 3
カンボジア カンボジア (CAM) 2
カナダ カナダ (CAN) 6
チリ チリ (CHI) 3
中国 中国 (CHN) 6
コートジボワール コートジボワール (CIV) 6
コンゴ民主共和国 コンゴ民主共和国 (COD) 2
コロンビア コロンビア (COL) 6
カーボベルデ カーボベルデ (CPV) 1
コスタリカ コスタリカ (CRC) 4
クロアチア クロアチア (CRO) 6
キューバ キューバ (CUB) 6
デンマーク デンマーク (DEN) 2
ドミニカ共和国 ドミニカ共和国 (DOM) 5
エクアドル エクアドル (ECU) 1
エジプト エジプト (EGY) 6
難民 難民 (EOR) 1
スペイン スペイン (ESP) 6
エチオピア エチオピア (ETH) 1
フィンランド フィンランド (FIN) 4
フランス フランス (FRA) 6
ガボン ガボン (GAB) 4
イギリス イギリス (GBR) 6
ドイツ ドイツ (GER) 5
ギリシャ ギリシャ (GRE) 5
グレナダ グレナダ (GRN) 1
グアテマラ グアテマラ (GUA) 3
ギニア ギニア (GUI) 1
ハイチ ハイチ (HAI) 3
ホンジュラス ホンジュラス (HON) 3
ハンガリー ハンガリー (HUN) 2
インドネシア インドネシア (INA) 2
イラン イラン (IRI) 6
アイルランド アイルランド (IRL) 1
イラク イラク (IRQ) 1
イスラエル イスラエル (ISR) 4
イタリア イタリア (ITA) 5
ジャマイカ ジャマイカ (JAM) 1
ヨルダン ヨルダン (JOR) 6
日本 日本 (JPN) 6
カザフスタン カザフスタン (KAZ) 5
ケニア ケニア (KEN) 2
キルギス キルギス (KGZ) 2
韓国 韓国 (KOR) 6
サウジアラビア サウジアラビア (KSA) 1
クウェート クウェート (KUW) 1
リビア リビア (LBA) 4
レバノン レバノン (LBN) 1
レソト レソト (LES) 2
モロッコ モロッコ (MAR) 6
マレーシア マレーシア (MAS) 3
モルドバ モルドバ (MDA) 1
メキシコ メキシコ (MEX) 6
モンゴル モンゴル (MGL) 1
マーシャル諸島 マーシャル諸島 (MHL) 1
北マケドニア 北マケドニア (MKD) 1
マリ マリ (MLI) 4
モナコ モナコ (MON) 1
ニカラグア ニカラグア (NCA) 1
オランダ オランダ (NED) 6
ネパール ネパール (NEP) 3
ナイジェリア ナイジェリア (NGR) 4
ニジェール ニジェール (NIG) 3
ノルウェー ノルウェー (NOR) 5
ニュージーランド ニュージーランド (NZL) 5
パナマ パナマ (PAN) 2
ペルー ペルー (PER) 3
フィリピン フィリピン (PHI) 5
パプアニューギニア パプアニューギニア (PNG) 3
ポーランド ポーランド (POL) 4
ポルトガル ポルトガル (POR) 3
プエルトリコ プエルトリコ (PUR) 4
カタール カタール (QAT) 1
南アフリカ 南アフリカ (RSA) 2
ロシア ロシア (RUS) 4
ROC ROC (ROC) 1
サモア サモア (SAM) 1
セネガル セネガル (SEN) 3
スロベニア スロベニア (SLO) 3
セルビア セルビア (SRB) 3
スイス スイス (SUI) 1
スウェーデン スウェーデン (SWE) 4
エスワティニ エスワティニ (SWZ) 1
トンガ トンガ (TGA) 2
タイ タイ (THA) 5
タジキスタン タジキスタン (TJK) 1
チャイニーズタイペイ チャイニーズタイペイ (TPE) 6
トリニダード・トバゴ トリニダード・トバゴ (TTO) 2
チュニジア チュニジア (TUN) 5
トルコ トルコ (TUR) 6
アラブ首長国連邦 アラブ首長国連邦 (UAE) 1
ウクライナ ウクライナ (UKR) 2
アメリカ合衆国 アメリカ合衆国 (USA) 6
ウズベキスタン ウズベキスタン (UZB) 5
ベネズエラ ベネズエラ (VEN) 4
ベトナム ベトナム (VIE) 5
イエメン イエメン (YEM) 2
参加数 51 60 64 63 63 62

備考

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2000年シドニーオリンピックでテコンドーが正式競技として採用された際、競技開催上の変更・制約が適用された。

  • 階級の集約。世界テコンドー連盟(のちのワールドテコンドー)主催世界選手権の階級である男女それぞれ8階級から、それぞれ4階級(男女あわせて8階級)に集約。
  • 国ごとの代表選手数を男女それぞれ2名までに制約。
    結果、それまで韓国がメダルを独占していた状況から、多彩な国々がメダルを獲得することとなった。オリンピックで国ごとの出場枠が設定されている競技はテコンドーのみである。なお、2016年リオデジャネイロオリンピックからは派遣可能な人数は最大5名となった。

関連項目

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外部リンク

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