アマンリゾーツ
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(エイドリアン・ゼッカから転送)
アマンリゾーツ (aman resorts) は、東南アジアを中心に欧米や中国などで、部屋数を抑えたリゾートを展開するラグジュアリーホテルチェーン。
20か国で35の施設を保有。「アマン」はサンスクリット語、ヒンディー語、パンジャブ語、アラビア語、ウルドゥー語、ペルシア語で「平和、安全、無事、宿、保護」を意味する。
歴史
[編集]1988年に、最初のリゾートとなるアマンプリ「平和なる場所」をプーケットに開設した[1]。
創業者のエイドリアン・ゼッカ (Adrian Zecha)[2] は、プーケット旅行中に訪れた海に近いココナッツ農場の美しさに感動し、別荘の建設を決めた。工事が進捗するうちに、自分が別荘を離れている間の管理が気になり、ホテルへ変更してヴィラ型ホテルのアマンプリが誕生した。
2015年、ロシア人実業家のウラジスラフ・ドローニン(Vladislav Doronin)がアマンリゾーツの所有権を取得した。
ほとんどのホテルはリゾートとして展開したが、2014年12月に一部開業したアマン東京から都市型ホテルも展開した[3]。2021年に、アマン初の独立型レジデンス専用物件「アマンレジデンス東京」を麻布台ヒルズ森JPタワーの54 - 64階に開業することを、2023年に発表した[4]。
日本における展開
[編集]営業中のホテル
[編集]- アマネム(志摩市NEMU RESORT敷地内、30室)
レジデンス
[編集]- アマンレジデンス 東京(麻布台ヒルズ森JPタワー54階 - 64階、91戸[9])
脚注
[編集]- ^ せきねきょうこ 『一度は行きたい世界のホテル&リゾート - アマンリゾーツ全紹介!』 エイ出版社、2014年3月。ISBN 978-4-7779-3140-8
- ^ 山口由美『アマン伝説 創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命』文藝春秋 2013年4月 ISBN 978-4163762807
- ^ アマン、初の都市型ホテル「アマン東京」をオープン!(2014年11月12日)2019年5月5日閲覧。
- ^ “アマン史上初!「アマンレジデンス 東京」が2023年に虎ノ門・麻布台に誕生”. GOETHE (2021年3月19日). 2023年2月5日閲覧。
- ^ 『ファン多いアマンリゾーツが東京に初進出』 週刊東洋経済2014年3月22日号 (東洋経済新報社) (2014年3月17日)
- ^ 3月17日オープンの「アマン東京」、ボルボ2台をホテルカーに トラベルwatcht 2015年3月17日
- ^ 三重県・伊勢志摩国立公園内に佇むグループ初の温泉リゾート「アマネム」 tabit 2016年4月16日
- ^ “京都に高級ホテル「アマン」開業”. NHK NEWS WEB. (2019年11月1日)[リンク切れ]
- ^ “麻布台ヒルズ Azabudai Hills”. 森ビル株式会社. 2023年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月28日閲覧。
関連項目
[編集]- ジャヌ - 姉妹ブランド。