コンテンツにスキップ

きさらぎ駅

この記事は良質な記事に選ばれています
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かたす駅から転送)
きさらぎ駅都市伝説の舞台とされる遠州鉄道[1]

きさらぎ駅(きさらぎえき)は、日本インターネットコミュニティ都市伝説として語られている架空鉄道駅である[1][2][3]

同駅が初めて語られたのは2004年のことで、インターネット掲示板2ちゃんねるに投稿された実況形式怪奇体験談[4]の舞台として登場した。体験談では人里離れた沿線に忽然と現れた謎の無人駅として描写されており[2]空想的静岡県浜松市遠州鉄道沿線[1][2]、またはそこから繋がった異界[3]にあるものと考察されている。2010年代以降になると、ネット上では類似の体験談が相次ぎ[2][3][5]インターネット・ミームとしての広まりを見せている[6][7]。また、2020年頃よりフィクション作品メディアで取り上げられることも多くなり[8][9]、ネット上では都市伝説として根強い人気が続いている[1][10][11]

ひらがなで「きさらぎ駅」と表記するのが一般的であるが、のちの体験談や考察では「如月駅」や「鬼駅」などの表記も見られる。また、その後都市伝説として語られるようになった類似の架空の駅を含む総称として「異界駅」と呼ぶことがある[2][3]

発祥の経緯

[編集]

きさらぎ駅の都市伝説がネット上で最初に語られたのは、2004年1月8日深夜のことである。始まりはインターネット掲示板・2ちゃんねるオカルト超常現象板にあった実況形式スレッド[4]に怪奇体験の相談を「はすみ(葉純)」と名乗る女性とみられる人物が投稿したことであった。

相談の内容は、

98:気のせいかも知れませんがよろしいですか?(2004/01/08 23:14:00)
101:先程から某私鉄に乗車しているのですが、様子がおかしいのです。(2004/01/08 23:18:00)

から始まるもので、新浜松駅から乗車した遠州鉄道の電車がいつもと違いなかなか停車する様子がなく、ようやく到着した駅が「きさらぎ駅」という名称の見知らぬ無人駅だったというものであった。以後翌日未明にかけて、投稿者「はすみ」とスレッド参加者との応答がリアルタイムで進行した[2][3]

投稿された相談内容によると、周囲は人家などが何もない山間の草原で、直前には実在しない「伊佐貫」と言う名称のトンネルを通ったと語っている。その後、不意に降り立った駅の周辺では奇妙な出来事が次々に起こり[注 1]携帯電話で助けを求めてもまったく取り合ってもらえなかったという。途方に暮れていたところに、たまたま通りかかった車に乗せてもらった車中でスレッドへの書き込みが途絶え、以後の消息が絶たれたことになっている[2]

ネットでの広まり

[編集]

きさらぎ駅を舞台にした一夜限りの奇妙な体験談は、2ちゃんねるオカルト板を中心にネットコミュニティの注目を集め、それに乗ずる形できさらぎ駅や類似の架空の駅の体験談が相次いだ[3]。主なものとしては、東海道本線愛知県域にあるとされる「月の宮駅」[12]、きさらぎ駅の隣接駅とされる「やみ駅」と「かたす駅」[13]などが挙げられる[2][5][14]。2011年には、都市伝説をテーマにしたまとめサイトのコメント欄[15]に、オリジナル投稿者「はすみ」を名乗る人物から真偽不明の生還報告も投稿され話題になった[2][3]

その後、SNSTwitter動画投稿サイトYouTubeでもきさらぎ駅に関する投稿が相次ぎ[1]、2011年以降Twitterでは目撃談や実況体験談を寄せる利用者が続出した[2][6]。また2014年には、Googleマップ筑波大学構内に「きさらぎ駅」という名称のスポットが何者かによって登録され、「きさらぎ駅」への架空のルート検索ができるようになるといった珍事も起きている[2][16]

反響

[編集]

Twitterでのブームを機に、きさらぎ駅の都市伝説は一般のネット利用者に広く知られるものとなり、体験談の舞台となった遠州鉄道本社にも問い合わせが寄せられるようになった[1]。また、小説や漫画などきさらぎ駅を題材としたフィクション作品後述)も多く見られるようになり[8][9]、2022年には恒松祐里初主演の映画『きさらぎ駅』が公開され[17][18][19][20][10]、物語の舞台となった浜松市内を中心にスマッシュヒット[注 2]が報じられた[21][22][24]

遠州鉄道では2018年ならびに2021年に、きさらぎ駅のエピソードを収録した漫画・アニメ作品『裏世界ピクニック』のPR列車を運行するタイアップ企画が実施された[25][26]。また、2020年に放送されたバラエティ番組『世界の何だコレ!?ミステリー』ではきさらぎ駅の体験談が再現映像[注 3]とともに紹介され、Twitterでトレンド入りするなど視聴者の注目を集めた[28][7]。それに伴い、同年のGoogle都道府県別検索ランキングの静岡県部門では「きさらぎ駅」という検索ワードが1位にランクインし、異例の結果として話題になった[29][9]。さらに2022年に遠州鉄道は、きさらぎ駅行きのレプリカ切符をセットにした記念乗車券を発売し[30]、開始1時間余りで完売するなど大きな反響を呼んだ[31][10]

一方、日本国外では特に台湾香港で「きさらぎ駅(: 如月車站)」は日本を代表する都市伝説として良く知られており、日本と同様に当地を舞台にした架空の駅の都市伝説が語られたり[32]、日本の都市伝説や鉄道にまつわる話題でしばしば引き合いに出されたりしている[33][34][35]。台湾のホラー作家笭菁中国語版は、自身の都市伝説シリーズで「きさらぎ駅」を主題にした長編小説(後述)を発表しており、全12巻のシリーズ中最も印象的な作品として紹介されている[36]

考察

[編集]

空想的な考察

[編集]

オリジナルの体験談[3]ではきさらぎ駅の正体が明かされることはなかったが、以後ネット上にはその真相を巡って様々な空想的考察が語られている[4][2]

当初は、体験談の内容からきさらぎ駅が静岡県内にあるものと考えられていたが、その後福岡県など[3]全国各地で目撃情報が相次いで寄せられた[2]。多くの体験談では時間の歪みやGPSの異常などの異変も報告され、この世界とは別の異世界に存在するとする説が主流になっている[3]。きさらぎ駅以外の各地の都市伝説で語られる架空の駅も同様に異世界に存在するものとされており、吉田悠軌朝里樹、田中俊行など怪談都市伝説の専門家の間ではこれらを総称して「異界駅」と呼ぶことがある[2][3][37]

初期には、きさらぎ駅やその他架空の駅の体験は恐怖の対象とされ、オリジナル投稿者「はすみ」が以後の消息を絶っていることから、一度降りてしまうと生きては戻れないものとされていた[2]。しかし、その後の体験談では一度迷い込んだ後に生還したとの報告も寄せられ、何かを燃やして煙を出せば戻って来られるなど、オカルト的な関心からの考察もなされるようになった[2]。さらに2018年に投稿された体験談[38]では、異界の車掌や住民の善意により無事生還したとの報告もなされ、体験談や考察は恐怖よりも異世界を旅するロマンに重点が置かれるようになっている[2]

なお、「きさらぎ駅」の漢字表記はオリジナルの体験談では明らかにされておらず、ネットではオリジナル通りのひらがな表記が正規のものとして定着している。中国語では「如月車站」という表記が一般的で、日本でも「如月駅」と表記している体験談[39]がある。また「鬼駅」など他の表記も一部の体験談[2][40]や考察で見られるが[2][3][36]、広く認められたものではない。

都市伝説としての考察

[編集]
きさらぎ駅のモデルとの指摘もある遠州鉄道さぎの宮駅[1]

一般にきさらぎ駅の体験談は、他のネット上の怪奇体験談同様、実話の体裁をとった創作と認識されている[41][11]。多くは作り話であることが明らかであったり、中には作り話であることを投稿者自ら明かしているものもある[6]。Twitterではきさらぎ駅の体験談が写真付きで投稿されたこともあったが、のちにそれは実在するJR紀勢本線三瀬谷駅JR赤穂線西相生駅などの写真であることが判明している[2][14]

オカルト研究家の山口敏太郎はきさらぎ駅の都市伝説が10年以上の長きに渡り語り継がれている要因として、実在する列車や地名を元にした巧妙な物語設定と、駅というロマンの感じられる舞台設定を挙げている[1]。歴史的に集落から離れた村外れに設置されることが多く感傷的なエピソードモチーフになりやすいというロケーションは、怪奇体験談の舞台として好まれ、都市伝説発祥の背景になったとも論じている[42]。さらに山口は、きさらぎ駅を題材にした地元浜松の一連の地域おこしについても言及し、それらを同氏が提唱するクリプトツーリズム[注 4]の事例として評価している[42]

怪奇スポット研究家として知られる吉田悠軌は実在する怪奇スポットに空想を傾けられなくなった現代において、人々が架空の場所にロマンを見出すようになったことが背景にあるとしている[2]。また、吉田は2000年代に流行したネット怪談のリアリティと質の高さにも言及し[9]、当時を知らない若い世代がそれらを新鮮に感じ注目が集まる中で[5]、2020年頃から映像作品やバラエティ番組で取り上げられる機会が増えているものとも指摘している[9][5]

現代日本の怪奇体験談に詳しい作家の朝里樹は、きさらぎ駅体験談を「現代の異界訪問譚[46]」ならびに「現代の神隠し[47]」になぞらえて考察している。朝里は、怪異とは無縁な生活をしている現代人にも、鉄道が人を異界へと誘うという体験談は身近なものとして受け入れられているとしている[46][47]。また、その過程を匿名ネット実況によって詳細に語りながら、最後には投稿が途絶えることで謎の失踪をも演出するという、従来の神隠し譚ではあり得なかった新しい手法を確立したものとも評している[47]

民俗学者飯倉義之によると、きさらぎ駅のようにインターネットの普及によって発生した参加型の都市伝説は、ネット利用者が怪談体験の「ごっこゲーム」に参加しているという意識によって形作られ、SNSを中心に広まったものと分析している[48]。2ちゃんねるの事情に詳しいジャーナリストの井上トシユキによると、同掲示板の当初の利用者はネタ話を遊びつくしてやろうという意識が強く、作り話と分かった上であえてそれを指摘したり批判したりせず、投稿者の話を上手く引き出すことで都市伝説としての完成度が高められたものとしている[11]。また、体験談がミステリー仕立てになっていて一般のネット利用者が参加しやすかった点も、長い年月を経て新規参入者を受け入れ続けている要因として挙げている[11]。一方、Twitterなどで「きさらぎ駅」に言及する投稿があるとそれに便乗した投稿が相次ぐなど、一種のネット上のジョークとして定着しているとの指摘もある[6]

きさらぎ駅の創作上のモデルとしては、同じく遠州鉄道の「さぎの宮駅」がモチーフなのではないかという説が主流になっており[1][9][49]、実際に同駅をきさらぎ駅目当てに訪れる人が後を絶たないと報じられている[50][49]遠州鉄道もしばしば公式サイトやTwitterを通して同駅をきさらぎ駅ゆかりの地として紹介し[51][52][53][54]、きさらぎ駅をテーマにした企画も同駅で度々開催されるなど[55][30][56][57]、事実上「きさらぎ駅」都市伝説の聖地として認知されている[49]。また、アニメ『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』(後述)では同駅が作中に登場するきさらぎ駅のモデルとして描写されている[55]。なお、2019年現在のさぎの宮駅は周囲に住宅街が広がり交通量も多く体験談との共通点はほとんど認められないが[58]、遠州鉄道の職員によると体験談が投稿された2004年当初は駅前のコンビニ駐輪場がなく夜間は現在よりも少し暗かった可能性が指摘されている[9]

きさらぎ駅を扱った作品

[編集]
小説
漫画
アニメ
ドラマ・バラエティ
映画
ゲーム

外部リンク

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 体験談では遠くから深夜に場違いな祭囃子が聞こえた、声を掛けてきた片足の老人が突然姿を消した、最寄駅について尋ねたら遠く離れている比奈駅だった、などといった出来事が語られている。
  2. ^ 浜松市のミニシアター「シネマイーラ」では開館以来の来場者数を記録し[21]、他にも上映期間の相次ぐ延長や各地上映館数の拡大など[21][22][23]、マイナー作品としての想定を超えた好成績が伝えられている。
  3. ^ a b 2020年7月1日に放送されたバラエティ番組『世界の何だコレ!?ミステリー』では、きさらぎ駅体験談の再現映像としてVRコンテンツの『the station -VRきさらぎ駅-』が使われた[27]
  4. ^ クリプトツーリズムとは怪談都市伝説を題材にした地域振興の一種で、元はアメリカを発祥とする概念であったが山口敏太郎によって日本に紹介され各地のイベントや観光誘致に活用されている[43][44]。なお、暗号通貨愛好家を対象とした観光誘致活動(Crypto Tourism[45])とは異なる概念なので注意。
  5. ^ 「ステーション・フェブラリー」(『裏世界ピクニック──ふたりの怪異探検ファイル』に収録、初出は『S-Fマガジン』2017年2月号)、ならびに「きさらぎ駅米軍救出作戦」(『裏世界ピクニック2──果ての浜辺のリゾートナイト』に収録、初出は電子書籍)に登場。
  6. ^ Webコミックは2016年現在公開終了。初出は作者による自主出版の同人誌
  7. ^ 単行本全3巻。
  8. ^ 同名の小説の漫画化作品。第7話〜第10話「ステーション・フェブラリー」(2018年9月号〜12月号掲載、単行本第2巻に収録)、ならびに第24話〜第31話「きさらぎ駅米軍救出作戦」(2020年2月号〜10月号、単行本第4巻〜第6巻に収録)に登場。
  9. ^ 単行本第2巻に収録。初出はWebコミック
  10. ^ ペトス原作の漫画『亜人ちゃんは語りたい』のスピンオフ作品。2020年Vol. 4〜Vol. 5に掲載、単行本第4巻に収録。
  11. ^ 2021年1月号に掲載、単行本第2巻に収録。
  12. ^ ゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』のスピンオフ作品。第2期第19話(Pico2-19)。初出は『バンドリ!TV LIVE 2020』内にて放送(2020年9月10日YouTube Liveなどで配信)。
  13. ^ 同名の小説・漫画のアニメ化作品。第5話「ステーション・フェブラリー[76]」(2021年2月1日放送)、第6話「ミート・トレイン[77]」(同2月8日放送)、第11話「きさらぎ駅米軍救出作戦[78]」(同3月15日放送)、第12話「空魚と鳥子[79]」(同3月22日放送)に登場。
  14. ^ 2020年7月1日放送。
  15. ^ 2021年4月21日放送。
  16. ^ 別売のエクストラシナリオ(EXTRA 03)に収録。
  17. ^ ソーシャルVRサービス『VRChat』上で公開されたユーザー制作コンテンツ。
  18. ^ テーブルトークRPGエモクロアTRPG』の公式シナリオ[94][95]
  19. ^ 特定の条件で発生するサブクエスト。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i 吉田史弥「遠鉄に「きさらぎ駅」?」『静岡新聞』夕刊2018年1月9日、3面。2019年4月7日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 吉田悠軌『禁足地巡礼』扶桑社、東京〈扶桑社新書〉、2018年11月2日、183-202頁。ISBN 978-4-594-08083-9 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 朝里樹『日本現代怪異事典』笠間書院、東京、2018年1月17日、42,116-117,241,386頁。ISBN 978-4-305-70859-5 
  4. ^ a b c 身のまわりで変なことが起こったら実況するスレ26”. 2ちゃんねる. オカルト超常現象 (2004年1月8日).
  5. ^ a b c d 吉田悠軌 (2021年2月21日). “ネット怪談のリアルタイム実況路線モノの変遷を吉田悠軌先生が教えます”. YouTube. オカルトエンタメ大学. ファミリー劇場. 2021年3月27日閲覧。
  6. ^ a b c d 夏の都市伝説スポット「きさらぎ駅」 2015年は迷い込む人が続出?!”. ライブドアニュース. ライブドア (2015年8月19日). 2023年2月28日閲覧。
  7. ^ a b 「きさらぎ駅」テレビ登場でトレンド入り 「多分今日寝れない」「すごく鳥肌」”. J-CASTニュース. J-CAST (2020年10月22日). 2021年3月7日閲覧。
  8. ^ a b 安藤昌季 (2020年7月28日). “ネットで騒然、恐怖「きさらぎ駅」はどこにある?”. 東洋経済オンライン. GoTo最前線. 東洋経済新報社. 2022年2月20日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g 細谷真里「グーグル検索の県1位 架空の「きさらぎ駅」」『中日新聞』2020年12月30日。2021年3月7日閲覧。
  10. ^ a b c 白本俊樹 (2022年1月21日). “都市伝説「きさらぎ駅」映画化 遠鉄・さぎの宮駅モチーフ? 今夏公開予定”. 静岡新聞. https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1015177.html 2022年1月22日閲覧。 
  11. ^ a b c d 坂下朋永 (2022年1月22日). “なぜ人は「きさらぎ駅」に惹かれ続けるのか 2ちゃんねる発の都市伝説、18年後に映画化の背景”. J-CASTニュース. J-CAST. 2022年1月29日閲覧。
  12. ^ 【夢】子供の頃の不思議体験【現実】”. 2ちゃんねる. オカルト超常現象 (2008年2月19日). “不可解な体験、謎な話~enigma~Part49”. 2ちゃんねる. オカルト超常現象 (2009年01月08日). “伝説の駅 つきのみや”. 2ちゃんねる. オカルト超常現象 (2009年2月21日). など。
  13. ^ ほんのりと怖い話スレ その71”. 2ちゃんねる. オカルト超常現象 (2011年3月23日). “きさらぎ駅について何か知りませんか?”. 2ちゃんねる. オカルト超常現象 (2011年8月4日). など。
  14. ^ a b 「きさらぎ駅」の写真がついに投稿される!→鉄道ファン「それ○○駅」!”. Jタウンネット. J-CAST (2016年2月8日). 2019年4月7日閲覧。
  15. ^ キサラギ駅(後編)”. 都市伝説・・・奇憚・・・blog (2011年6月30日).
  16. ^ 小川夏樹 (2015年7月15日). “存在しない都市伝説の「きさらぎ駅」がGoogleマップで検索できた? 驚くべき場所だった”. livedoor ニュース. LINE. 2019年4月7日閲覧。
  17. ^ a b 映画「きさらぎ駅」公式サイト”. 「きさらぎ駅」製作委員会. 2022年2月20日閲覧。
  18. ^ a b キングオブ都市伝説「きさらぎ駅」恒松祐里主演で映画化決定! 22年初夏公開”. 映画.com (2022年1月19日). 2022年1月19日閲覧。
  19. ^ 恒松祐里 映画初主演 山田孝之から学んだ役者魂「爆発力とてつもなく強い」”. デイリー. デイリースポーツ (2022年1月19日). 2022年1月19日閲覧。
  20. ^ 2ちゃんねる発の都市伝説を映画化 「きさらぎ駅」初夏公開”. ITmedia. ITmedia NEWS (2022年1月19日). 2022年1月22日閲覧。
  21. ^ a b c 宮沢輝明 (2022年6月22日). “「きさらぎ駅」に若者どっと シネマイーラ来館者数押し上げ”. 中日新聞 (名古屋). https://www.chunichi.co.jp/article/493120 2022年9月6日閲覧。 
  22. ^ a b 宮沢輝明 (2022年7月4日). “「きさらぎ駅」ヒットに感謝 浜松で永江監督があいさつ”. 中日新聞 (名古屋). https://www.chunichi.co.jp/article/501238 2022年9月6日閲覧。 
  23. ^ 最新情報”. 映画「きさらぎ駅」公式サイト. 「きさらぎ駅」製作委員会. 2022年9月7日閲覧。
  24. ^ “本田望結が映画「きさらぎ駅」反響明かす「バズっているのを感じた」妹・紗来からも伝えられ喜び”. 日刊スポーツ (東京). (2022年9月5日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202209050001070.html 2022年9月6日閲覧。 
  25. ^ 遠鉄電車内に「きさらぎ駅」広告 漫画刊行をPR」『静岡新聞』2018年12月30日。2019年4月7日閲覧。
  26. ^ 漫画「裏世界ピクニック」遠鉄電車とコラボ 13日までPR広告」『静岡新聞』2021年1月1日。2021年3月7日閲覧。
  27. ^ 宮野原宮乃 [@yumikofukuzawa] (2020年6月26日). "情報解禁になったのでお知らせします". X(旧Twitter)より2021年3月7日閲覧
  28. ^ 現代ビジネス編集部 (2020年11月19日). “2ちゃんねる発の恐怖の都市伝説「きさらぎ駅」をご存知ですか?”. 現代ビジネス. 講談社. 2021年3月7日閲覧。
  29. ^ 稲葉結衣 (2020年12月9日). “今年一番グーグルで検索された言葉は?「2020年Google検索ランキング」都道府県別では意外な結果も”. BUSINESS INSIDER JAPAN. メディアジーン. 2021年3月7日閲覧。
  30. ^ a b 白本俊樹「都市伝説モチーフ 「きさらぎ」行き切符販売 遠州鉄道、8日限定」『静岡新聞』2022年1月5日。2022年1月10日閲覧。
  31. ^ 都市伝説で知られる「きさらぎ駅」限定切符、遠州鉄道が8日発売 大きな反響に「追加のお知らせ」も”. 鉄道チャンネル. エキスプレス (2022年1月7日). 2022年1月12日閲覧。
  32. ^ “終點站睡過頭沒下車...他被列車載到神祕車站” (中国語). 自由時報 (台北). (2017年8月9日). https://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/2157510 2019年4月14日閲覧。 
  33. ^ 時淒宮分 (2018年8月20日). “山路上看見詭異路牌「巨頭オ」 PO網後鄉民驚喊母湯:是都市傳說” (中国語). 鍵盤大檸檬 (台北: ETtoday新聞雲). https://www.ettoday.net/dalemon/post/37841 2019年4月14日閲覧。 
  34. ^ 背包客棧 (2018年7月2日). “真實版「如月車站」!氛圍詭異的秘境:群馬土合站” (中国語). 聯合新聞網 (新北: 聯合報). https://udn.com/news/story/9656/3181122 2019年4月14日閲覧。 
  35. ^ 陳浩賢 (2018年7月14日). “【真人真事】日本如月車站進入異度空間 搭錯呢班車返唔到屋企?” (中国語). 香港01 (香港). https://www.hk01.com/%E5%8D%B3%E6%99%82%E5%A8%9B%E6%A8%82/210733/%E7%9C%9F%E4%BA%BA%E7%9C%9F%E4%BA%8B-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A6%82%E6%9C%88%E8%BB%8A%E7%AB%99%E9%80%B2%E5%85%A5%E7%95%B0%E5%BA%A6%E7%A9%BA%E9%96%93-%E6%90%AD%E9%8C%AF%E5%91%A2%E7%8F%AD%E8%BB%8A%E8%BF%94%E5%94%94%E5%88%B0%E5%B1%8B%E4%BC%81 2019年4月14日閲覧。 
  36. ^ a b “【作家誌】靈異天后笭菁:我非文青也非文學大家,只是愛說故事” (中国語). 聯合新聞網 (新北: 聯合報). (2019年2月22日). https://udn.com/news/story/12686/3658945 2019年4月14日閲覧。 
  37. ^ 田中俊行 (2020年9月27日). “この秋、京都の怖い都市伝説スポットに田中俊行先生が案内します。”. YouTube. オカルトエンタメ大学. ファミリー劇場. 2020年9月28日閲覧。
  38. ^ 電車に乗ってたら急に人いなくなった”. 5ちゃんねる. オカルト超常現象 (2018年1月8日).
  39. ^ 昨日異世界行ったっぽい”. おーぷん2ちゃんねる. オカルト超常現象 (2014年6月14日). “【情報求む】知り合いがきさらぎ駅に行った”. 2ちゃんねる. オカルト超常現象 (2015年1月18日). など。
  40. ^ 鬼駅ってどこお?”. 2ch.sc. オカルト超常現象 (2016年9月24日).
  41. ^ 朝里樹 (2021年8月8日). ““きさらぎ駅”や“八尺様”を生み出した「洒落怖」スレッドブームは過去のもの!? ネット発の“怖い話”が生まれにくくなった意外なワケ”. 文春オンライン. 文藝春秋. 2022年2月20日閲覧。
  42. ^ a b 山口敏太郎 (2021年1月5日). “異世界の駅、きさらぎ駅・やみ駅・月の宮駅、なぜ人は駅で幻想を見てしまうのか”. YouTube. ATLASラジオ. 山口敏太郎タートルカンパニー. 2022年4月6日閲覧。
  43. ^ イミダス: “クリプトツーリズム”. imidas. 時事用語事典. 集英社 (2012年10月). 2022年4月6日閲覧。
  44. ^ ニッポンを元気にする妖怪たち”. 読むらじる。. NHK (2019年7月26日). 2022年4月6日閲覧。
  45. ^ Shobhit, Seth (2021年12月30日). “Crypto Tourism”. Investopedia. Dotdash Meredith. 2022年4月6日閲覧。
  46. ^ a b 朝里樹『日本現代怪異事典 副読本』笠間書院、東京、2019年7月1日、120-124頁。 
  47. ^ a b c 朝里樹「「きさらぎ駅」は現代の神隠しだった」『ムー』2021年4月号、学研プラス、東京、2021年3月9日、96-101頁。 
  48. ^ 板倉君枝 (2019年12月27日). “「口裂け女」から「きさらぎ駅」まで―都市伝説の変容から振り返る昭和・平成の日本社会”. nippon.com. ニッポンドットコム. 2020年1月13日閲覧。
  49. ^ a b c 白本俊樹 (2022年8月10日). “【西・聖地巡礼!!②】遠州鉄道さぎの宮駅(東区大瀬町)都市伝説「きさらぎ駅」”. 静岡新聞 (西部版): p. 21. https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1106006.html 2022年9月6日閲覧。 
  50. ^ 世界の何だコレ!?ミステリーSP【日本で起きた!摩訶フシギな現象SP】”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2020年7月1日). 2021年3月8日閲覧。
  51. ^ 遠鉄電車運行情報(公式) [@et_train] (2020年7月2日). "きさらぎ駅!?". X(旧Twitter)より2021年3月8日閲覧
  52. ^ 遠鉄電車運行情報(公式) [@et_train] (2021年1月2日). "「裏世界ピクニック」2021年1月4日(月)~放送開始!". X(旧Twitter)より2021年3月8日閲覧
  53. ^ 遠鉄電車運行情報(公式) [@et_train] (2021年1月28日). "【きさらぎ駅】次週放送!". X(旧Twitter)より2021年3月8日閲覧
  54. ^ きさらぎ駅”. 遠州鉄道. 2022年9月6日閲覧。
  55. ^ a b c ◆新幹線変形ロボ『シンカリオンZ』◆パネル展開催!!12/17より”. 遠鉄電車(赤電)公式サイト. 新着情報. 遠州鉄道 (2021年12月17日). 2021年12月31日閲覧。
  56. ^ 二神亨 (2022年6月6日). “映画「きさらぎ駅」 世界観を車両に、ホームに 遠州鉄道が企画”. 静岡新聞. https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1076330.html 2022年9月6日閲覧。 
  57. ^ Case 事例”. きさらぎ駅. 遠州鉄道. 2022年9月6日閲覧。
  58. ^ 高島昌俊 (2019年11月23日). “ネットで10年以上話題の「きさらぎ駅」の謎を検証…実在するのか?”. 日刊SPA!. 扶桑社. 2021年3月7日閲覧。
  59. ^ 奇幻基地 [ffoundation] (2016年10月17日). “《都市傳說12(第一部完):如月車站》” (中国語). Facebook. 2019年4月14日閲覧。
  60. ^ きさらぎ駅の米軍を救い出せ――『裏世界ピクニック』、シーズン2開幕!”. Hayakawa Online. 早川書房 (2017年6月23日). 2019年4月7日閲覧。
  61. ^ 恐怖コレクター 巻ノ十一 すれ違う影”. KADOKAWA. 2019年5月16日閲覧。
  62. ^ CEO生駒永久の「検索してはいけない」ネット怪異譚 ~IT社長はデータで怪異の謎を解く~”. KADOKAWAオフィシャルサイト. KADOKAWA. 2022年2月23日閲覧。
  63. ^ アサトーミナミ (2021年6月25日). “「異界エレベータ」「きさらぎ駅」「くねくね」…毒舌IT社長×巫女の女子大生がネット怪異の謎を追う!”. ダ・ヴィンチWeb. KADOKAWA. 2022年2月23日閲覧。
  64. ^ ガンガンONLINE [@ganganonline] (2014年8月27日). "マンガ更新情報②". X(旧Twitter)より2019年4月7日閲覧
  65. ^ はじまりの夜行列車”. ガンガンONLINE. スクウェア・エニックス. 2015年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月3日閲覧。
  66. ^ Bookone 壹本創作 [Bookone-壹本創作-146052498741803] (2016年3月16日). “三期完短編 "如月車站"” (中国語). Facebook. 2019年10月19日閲覧。
  67. ^ 如月车站漫画_郑健和 - 看漫画”. www.manhuagui.com. 2019年10月19日閲覧。
  68. ^ ルーモア・ヒューモア”. s-book.net. 祥伝社. 2020年1月13日閲覧。
  69. ^ 都市伝説「きさらぎ駅」に残業帰りのサラリーマンが迷い込んだ―― 漫画『きさらぎ駅並行』がドキドキする”. ねとらぼ. ITmedia (2019年9月16日). 2020年1月13日閲覧。
  70. ^ 裏世界ピクニック”. ガンガンONLINE. スクウェア・エニックス. 2019年4月7日閲覧。
  71. ^ となりの妖怪さん 2”. イースト・プレス. 2019年8月10日閲覧。
  72. ^ MANTANWEB編集部野沢雅子:テレビアニメ「怪異と乙女と神隠し」で駅係員に 人魚姫VTuber役に大空直美」『MANTANWEB』MANTAN、東京、2024年3月24日。2024年3月30日閲覧。
  73. ^ 『亜人ちゃんは語りたい』漫画公式 [@demichan_comic] (2020年3月7日). "発売中のヤンマガ3rd Vol.4には亜人ちゃん最新8巻の続きの回が掲載中です!". X(旧Twitter)より2020年11月27日閲覧
  74. ^ ブラック@悪魔系Youtuber [@black_orechan] (2020年12月13日). "悪魔のオレちゃんがきさらぎ駅に迷い込んだ話". X(旧Twitter)より2021年3月7日閲覧
  75. ^ ブシロード (2020年9月10日). “バンドリ!TV LIVE 2020 #32”. YouTube. 2020年9月13日閲覧。
  76. ^ 冬アニメ『裏世界ピクニック』第5話「ステーション・フェブラリー」のあらすじ&場面カットが到着!”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2021年1月29日). 2021年4月24日閲覧。
  77. ^ 冬アニメ『裏世界ピクニック』第6話「ミート・トレイン」のあらすじ&場面カットが到着!”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2021年2月5日). 2021年4月24日閲覧。
  78. ^ 冬アニメ『裏世界ピクニック』第11話「きさらぎ駅米軍救出作戦」の先行場面カット&あらすじ公開! 救出に来たとは知らぬ米軍から……”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2021年3月12日). 2021年4月24日閲覧。
  79. ^ 冬アニメ『裏世界ピクニック』第12話(最終話)「空魚と鳥子」の先行場面カット&あらすじ公開!”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2021年3月19日). 2021年4月24日閲覧。
  80. ^ STORY”. TVアニメ「裏世界ピクニック」公式サイト. DS研. 2021年3月7日閲覧。
  81. ^ 井原亘 (2021年2月13日). “都市伝説「きさらぎ駅」とは? アニメ「裏世界ピクニック」で思わずゾクっと…”. BCN+R. BCN. 2021年3月7日閲覧。
  82. ^ 第21話『出撃、シンカリオンZ 500 TYPE EVA』”. 新幹線変形ロボ シンカリオン Z. 2021年11月25日閲覧。
  83. ^ さとうようこ (2021年11月19日). “エヴァの次は999「シンカリオン」コラボへの執念”. 東洋経済オンライン. 東洋経済新報社. 2021年12月31日閲覧。
  84. ^ 2ちゃんねるの呪い VOL.5 - 作品情報・映画レビュー”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2019年4月7日閲覧。
  85. ^ 検証!2ちゃんねるの呪い 其ノ弐”. THE KLOCKWORX. 2019年4月7日閲覧。
  86. ^ 世界の何だコレ!?ミステリーSP【日本で起きた!摩訶フシギな現象SP】”. Yahoo!テレビ. 2020年7月1日閲覧。
  87. ^ 世界の何だコレ!?ミステリー 過去の放送内容一覧 【#142】2020年7月1日放送分”. フジテレビ. 2020年7月4日閲覧。
  88. ^ 「きさらぎ駅」など、ネットで話題の伝説実写化『やりすぎ都市伝説 ザ・ドラマ』”. マイナビニュース. マイナビ (2021年3月15日). 2021年4月24日閲覧。
  89. ^ KEMCO(ケムコ)公式アカウント [@kemco_official] (2021年2月2日). "マスク&ソーシャルディスタンス展開もあれば、エクストラシナリオではきさらぎ駅も少し登場するノベルアドベンチャーをご存知ですか". X(旧Twitter)より2021年12月18日閲覧
  90. ^ amphibian (2017年10月13日). “ホラーのはなし/ネット都市伝説「きさらぎ駅」の情報まとめ”. KEMCOのアドベンチャーポータル. KEMCO. 2021年12月18日閲覧。
  91. ^ MoguLive編集部 (2020年3月13日). “VRChatで「きさらぎ駅」のワールドが公開 都市伝説を再現”. MoguLive. Mogura. 2021年3月7日閲覧。
  92. ^ Yokoyama, Keiichi (2020年7月23日). “ホラーゲーム『幽霊列車』7月24日Steamにてリリースへ。都市伝説の駅も登場する、Chilla’s Art新作”. AUTOMATON. アクティブゲーミングメディア. 2020年7月26日閲覧。
  93. ^ Mr.Katoh (2020年7月24日). “チラズアート新作『幽霊列車』Steamにて配信開始―サラリーマンが駅で巻き込まれる恐怖体験”. Game*Spark. イード. 2020年7月26日閲覧。
  94. ^ a b 上総観久 (2021年4月7日). “ぱぱびっぷ&まだら牛の『エモクロアTRPG』で遊んでみた 入門編としても最適”. KAI-YOU.net. KAI-YOU. 2022年2月23日閲覧。
  95. ^ イチ/フシギ製作所 (2021年12月11日). “TRPGシーンの今をリードする話題作「エモクロアTRPG」を紹介。友人を“沼”に引きずり込みたい人にオススメする現代《怪異》譚TRPG”. 4Gamer.net. aetas. 2022年2月23日閲覧。
  96. ^ 小林優介 (2021年7月5日). “VTuberと声優がTRPG「新約・きさらぎ駅」 2ch発祥の都市伝説を描き直す”. KAI-YOU.net. KAI-YOU. 2022年2月23日閲覧。
  97. ^ すしし (2022年3月29日). “『Ghostwire: Tokyo』の看板が超リアル…! よく見ると「きさらぎ駅」まで混じってる!?”. INSIDE. イード. 2022年3月30日閲覧。
  98. ^ 渡邉卓也 (2022年4月3日). “『Ghostwire: Tokyo』は「AAA級のオープンワールド的ゲーム」“でなければ”、傑作たりえたのではないか”. IGN JAPAN. 産経デジタル. 2022年4月3日閲覧。